ランガマティ(Rangamati)県行政体は月曜日、バガイチャッリ(Baghaichhari)郡サジェクユニオンの76僻地村の900世帯に米と現金を支給した。
各世帯はバガイハット市場やルイルイパラクラブで、20キロの米と500タカ(701円)が与えられた。
政府はいつもチッタゴン丘陵地帯(CHT)の貧困層に寄り添っている。必要であればもっと救援物資を提供する準備はできている。
ランガマティのマンザルル・マンナ県令(DC)は米や現金を配布しながらそう話した。
また、数日以内にバトリング・パラやトゥイチュイ、シヤルドーといったサジェクの他の僻地村にも米や現金を支給すると補足した。
サジェクユニオンの貧困層は大きな収入源である穀物の不作や竹の低価格によって購買力が低下し、ここ二カ月以上食糧危機に悩まされてきた。
苦しんでいる世帯のすべてが援助を受けられないという主張は以前からあった。
議長が世帯リストを提出するよう求めたので提出した。だが、提出した19世帯のうち9世帯しか米を受け取ることができなかった。パスチム・ハガラッチャリ村のロボティ・モホ・チャクマ村長(55歳)は話す。
ダクヒン・ハガラッチャリ村のシュボ・ラジ・チャクマさん(65歳)やダリパラ村のホランネ・チャクマさん(80歳)も、どんな米も受け取ってはいないと口を揃えた。
ハガラッチャリ村のビカシュ・チャクマさん(45歳)は米を受け取りにモチョロング市場に行くため、8時間も歩いたと話す。だが彼はリストに名前がないということで、手ぶらで帰らざるを得なかった。
サジェクユニオン議会のネルソン・チャクマ議長によると、遠隔地の貧困世帯数は巨大で、適切なリストを作ることは非常に困難だったという。
多くの世帯はリストに載らなかった。政府の援助を受け取れなかった世帯は近いうちに受けることができると、議長は話した。
バングラデシュ/The Daily Star May 10 2017
http://www.thedailystar.net/backpage/food-crisis-900-families-given-aid-sajek-1403347
翻訳:吉本
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