開発支出の増加により、2016-17年度上半期予算の総支出は前年比24.64%増となった。
財務省の報告書は昨2016年7月から12月までの総支出額は9550.3億タカ(1兆3287億円)だと記す。
開発支出は27.67%増加し、非開発支出は23.74%増加した。
MA・マンナン計画担当国務相は8日、AMA・ムヒト財務相が不在の中、予算執行や経済の最新状況を記したこの報告書を議会に提出した。財務相はアジア開発銀行の年次会合に出席するため、日本に滞在している。
財務相が書いたスピーチを国務相が議会で読み上げた。2016-17年度の総予算額は3兆4060億4千万タカ(4兆7389億円)だった。
開発支出は1年前に比べ増加したものの、使用された金額は予算枠全体から見ればはるかに小さいものだと、財務省の役職員は話す。
2016-17年度の上半期、各省庁局は予算枠の20%分しか執行することができなかった。
「会計年度の始めには開発支出は急いで使われない傾向があります。下半期になって初めて全速力になるのです」
役職員は話した。
財務相はプロジェクトを期限までに完成させるため、定期視察を増やすと強調した。
燃料価格が安価だったこともあり、各省庁局の上半期の非開発支出は予算枠総額の32%を費やした。
近年の国際市場は燃料価格が安定して安く、そのため今会計年度は補助金支出が快適な水準であったと財務相はいう。
財務省の統計では、10の大型省庁局に対し、開発予算総額の76%が割り当てられていた。だが、最初6カ月間で割り当てられたうちの29.2%しか使うことができなかった。
また、歳入庁(NBR)の強い努力により、上半期に政府の歳入額が向上した。
NBRは昨年7月から12月にかけて、前年よりも17.1%高い数字となる7600.8億タカ(1兆575億円)を集めた。
だが、この数字は年間目標額の37.41%にとどまっている。
政府はNBR以外から多額の収入を受け取るが、今回はとても悪い結果になった。
今会計年度上半期のNBR以外の税収額は0.69%減少した。
税以外の収入額は6.51%増加した。
「歳入額の増加は良い事ですが、目標を達成するため、NBRや他の関連機関が努力を強める必要があります」
The Daily Star May 10 2017
http://www.thedailystar.net/business/govt-spending-25pc-propped-development-works-1403407
翻訳:長谷川
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