暑い季節にエネルギーを取り戻すため、ハーブ飲料を飲むという国民は都市にも地方にも多くいる。
そんな飲み物の需要を予測したヤクブ・アリさん(65歳)はクリグラム(Kurigram) タウンでハーブ飲料を販売して、家計を支えている。
20年近く前、ウリプール(Ulipur)郡ドゥルガプールユニオンゴライェ村に住んでいたヤクブさんは、9人家族を支えるため、苗木屋を経営していた。
15年ほど前、ロングプール(Rangpur)自治体事務所の庭師で自ら小さな苗木屋を経営するアフザル・ホサインさんが、ヤクブさんの苗木屋を訪れた。そして他の植物のそばで薬用ハーブを栽培するようアドバイスしたという。
アドバイスを受けたヤクブさんは、自らの園地で様々な薬用ハーブの栽培を始めた。
ある夏の日、ヤクブさんは革新的なアイディアを思いついた。ベル(リンゴ)やイシャプグルやタルマクナのようなハーブに砂糖や少量の塩を混ぜ合わせた商品をトラックに載せ、地元市場で売り始めたのだ。
「飲み物を売ることで、一日平均千タカ(1400円)の利益が出ました」
ヤクブさんはいう。
「収入の一部を貯金して60デシマルの土地を買い、倉庫を建てました。私は3人の娘と2人の息子の結婚のため、かなりの金額を費やす必要があったのです」
26歳の長男はここ2年ほどロングプールで商売をしていたため、24歳の次男がヤクブさんの仕事を手伝っている。
以前は3カ所で飲み物を売っていたが、今ではポウラ市場だけだ。
「飲むとパワーが出るため、私は長い間ずっとこのハーブドリンクを飲んでいます」
警察のスリー・ビカシュ・ポール司令官は話した。
バングラデシュ/The Daily Star May 11 2017
http://www.thedailystar.net/country/herbal-drink-innovation-1403932
翻訳:吉本
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