女性のための休日市場

北ダッカ市(DNCC)は昨18日、小規模女性起業家だけが商品を販売できる休日市場をモヘシュカリ(Mohakhali)で始めた。

市自治体による支援の下、50人の女性が新しく建設されたモヘシュカリ食品卸市場にビーチパラソルで仮店舗を設置し、週末や休日に商品を販売することが許可された。"女性による女性のためのフォーラム"で採択された構想に沿ってのことだ。

フォーラムのシャムスン・ナハル副会長によれば、DNCCはラマダン(断食月)開始を前に、イード・アル・フィトル(断食明け大祭)までは毎日営業することを許可したという。市場は午前10時から午後7時まで営業する。

店舗運営者はDNCCに手数料を払うことはないとナハル副会長。休日市場の目的は女性小規模起業家に機会を生み出すことにあるという。フォーラムに所属する草の根レベルの女性起業家は、市場で商品を販売することができる。

女性議員のアレヤ・サルワル・ダイジー氏が全ての取りまとめを行う。

ナハル副会長によれば、3年ほど前にもこの構想が採択されたという。当初フォーラムはバングラデシュ銀行の支援を受けてこの構想を実施しようした。だが後に北ダッカ市長に支援を求めた。

DNCCのアニスル・ホック市長は女性を社会に復帰させることは市自治体の義務だと話す。当局はDNCC内の全区で同様の休日市場を導入するために動いているという。

また、これとは別に、障がい者が商品を販売できる休日市場の開催を約束した。

プログラムに主賓として招かれたアサドゥッザマン・カーン・カマル内相は、小規模起業家が次第に事業を拡大し、大規模な活動となることを望んでいると話した。

内相は女性たちが円滑に店舗を運営できるよう、安全対策に力を入れると保証した。

女性フォーラム所属のポピー・バルア氏は市長に対し、恒常的に市場の土地を割り当てるよう要求した。

The Daily Star May 19 2017
http://www.thedailystar.net/backpage/holiday-market-run-women-only-1407529
翻訳:長谷川
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