アジア太平洋諸国は、米国の撤回により破棄された大規模な貿易協定を復活させようとしている。代表団がハノイ(ベトナム)で会合を行った19日、関係筋がAFP通信に明かした。
ドナルド・トランプ米大統領は1月、12カ国による環太平洋パートナーシップ(TPP)協定を"ジョブキラー"と呼んで破棄し、協定の成立は疑わしくなった。
米国の撤回があるまではこの協定は世界経済の40%を占め、中国の締め出しはこの地域における北京の経済的優位性に対抗することを意図していた。
残りの参加国のうち、協定の正式な批准を行ったニュージーランドと日本は復活を支持する。
米国を除くTPP参加11カ国の貿易相は21日に会合を行い、協定を継続させる方針で合意する見通しだ。
「各国が団結すれば、TPP11として前に進めることで合意できるでしょう」
関係筋はこう話す。
米国が将来協定に復帰する時のため、間口は"絶対に"開いたままにしておくという。
TPP参加国は21日、アジア太平洋経済協力(APEC)ブロックの貿易相会合の場で声明を出す予定だ。会合には新しく任命された米国のロバート・ライトハイザー通商代表も出席する。
The Daily Star May 21 2017
http://www.thedailystar.net/business/tpp-members-aim-revive-deal-after-us-pullout-1408282
翻訳:長谷川
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