女性の半数は公共交通が苦痛

設備不足のため、女性の約56%が首都圏で公共交通機関を利用することを躊躇するという調査結果が昨日示された。

また、25%の女性が道路の安全性が不十分であると答え、28.5%が夕暮れ前に帰宅する傾向があるという。

アクション・エイド・バングラデシュが200人の女性を対象に実施した“都市構造のジェンダー対応”という今回の調査結果は、女性のための国際安全都市の日を記念して開かれたイベントで明らかになった。

調査では22.5%の女性が同乗者や運転手、補助運転手による嫌がらせを受けたという申し立ても示された。

また、93.5%の女性が公衆トイレを使わず、42%が公園は安全ではないと考えているという結果もあった。

96%は公衆トイレは安全ではないと考え、54%は設備不足について話した。調査によると、5.5%の女性だけが男性の助けを借りてトイレを使うという。

71.5%の回答者が横道や歩道を建設資材や屋台などの出店が塞いでいると答えた。

46%の回答者が交差点や歩道橋、地下道路のような道路を横断する設備がないことについて言及した。

17.5%の女性がドライバーや市民による交通違反について、17%が無謀運転について話し、52.5%が交通管理が出来ていないと答えた。

女性の自由や尊厳は絶え間ない脅威に直面しているため、安全を確保するための都市計画に女性が関与することは前提条件となる。調査結果について専門家は話した。

公共交通や歩道、公衆トイレは女性にとって優しいものになっていない。アクションエイドバングラデシュの責任者ファラウ・カビール氏は話す。

建築家イクバル・ハビブ氏は公衆トイレの必要性を強調する。女性が自由に動けるよう、鉄道駅や市場に適切なトイレを配置すべきだと話した。

アクションエイドバングラデシュ理事のカリルル・ラーマン博士は、10代の少女は公衆トイレ不足で苦しんでいると話す。

ジョホンギルナゴール大学都市地域計画部のアクター・マウムド教授も発言した。

バングラデシュ/The Daily Star May 21 2017
http://www.thedailystar.net/city/public-transport-discomfort-half-female-commuters-1408390
翻訳:吉本
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