木曜日、日本国際協力機構(JICA)の北岡伸一理事長は、日本はバングラデシュへの協力を止めることはないと話した。
「バングラデシュへの協力を止めることは決してありません」
昨晩、首相官邸で開かれたハシナ首相との会談の席で北岡理事長はそう話した。
会談後、イウサヌル・カリム報道官が記者団に明らかにした。
「バングラデシュと日本は良好な関係を保っています。首相のリーダーシップの下で取られた安全保障措置に、非常に満足しています」と、北岡理事長。
テロとの戦いに取り組む様々な計画について話したハシナ首相に対し、「国民の目は最高の防衛となり、あなたの取った措置はとても良い動きです」と答えたという。
「首相のダイナミックなリーダーシップの下、バングラデシュの開発が進んでいることに本当に感銘を受けました。あなた方は多くのハードルを乗り越えました。私はバングラデシュの発展に寄与できることに喜びを感じています」
北岡理事長は続けた。
また、バングラデシュのミレニアム開発目標(MDGs)における成果を高く評価した。
さらに、JICAがインフラ整備と教育に貢献することを保証した。
北岡理事長はバングラデシュやインドネシアやマレーシアから日本へ働きに来ているイスラム教徒は評判がよく、問題は生じていないと話した。
ハシナ首相は昨年、ダッカのホーリーアルチザンベーカリーのテロ攻撃で殺害された日本人7人の家族に哀悼の意を伝えた。
また、テロは世界的な問題であると指摘し、「我々はそれを克服するため、すべての措置を取りました」と話した。
そして、テロや闘争に反対する人々の意識を高めるため、自身の様々な国民とのビデオ会議について言及した。
「テロや闘争について、国民に認識が生まれました」
ハシナ首相はテロと闘争という双子の脅威を抑えるため、戦闘に使われる資金と武器の供給源を停止しなければならないと再確認した。
「テロリストはテロリストであり、境界はありません」
また、様々な宗教の祭りが祝われるバングラデシュのため、政府は安全を確保するために最善を尽くしていると話した。
首相は父親である“ボンゴボンドゥ”シェイク・ムジブル・ラーマンが1973年に日本を訪問したことにも言及した。
「日本は私にとって特別な場所です」
さらに、ここ数年のマクロ経済の成果を挙げ、前年度7.11%だったGDP成長率は7.24%に達したと話した。
首都圏や他の大都市の交通渋滞について首相は、より多くの国民が車を持つようになったとし、国内経済はよくなっていると話した。
バングラデシュ/Prothom Alo May 26 2017
http://en.prothom-alo.com/bangladesh/news/149203/%E2%80%98Japan-never-to-stop-cooperation-with-Bangladesh%E2%80%99
翻訳:吉本
#バングラデシュ #ニュース #JICA
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