次期総選挙前に進展を可視化するため、次年度開発予算の5分の1は6つの重要プロジェクトに割り当てられる。
(7月1日に始まる)2017-18年度予算では1兆5333億1千万タカ(2兆1109億6187万円)の年次開発計画(ADP)予算の支出が予定されており、そのうち3061.4億タカ(4215億円)が以下6つのプロジェクトに充てられる。
・パドバ橋
・パドマ鉄道リンク
・地下鉄
・ドハザリ(Dohazari)ーコックスバザール(Cox's Bazar)ーガンダム(Gundum)鉄道
・マタルバリ石炭火力発電所
・ローププール原子力発電所
この動きは同時に、政府の重要10プロジェクトの進展が緩やかになることを示している。
2017-18年ADP予算で大きな割り当てを受ける6プロジェクトは、予算支出でも1598.6億タカ(2201億円)の割り当てがある。だが、政府は2016-17年度予算の当初8カ月では454.7億タカ(626億円)、28.44%の予算しか費やさなかった。
財務省関係者によると、政府は来年後半に控えた総選挙を前に政治的優位性を保つため、目に見える成果を目指し、このビッグプロジェクトにADP支出の大部分を配布するのだという。
昨年6月、政府は初めて"インフラ整備における大規模プロジェクト:成長軌道のための新次元"と題した別の予算文書を配置した。このプロジェクトには10の重要プロジェクトが含まれている。
今年度は重要プロジェクトに大きな予算配分があったため、国民はすぐ利益を得られるだろう。だが緩やかな進展の中、関連省庁への修正予算はほとんど削減された。
多くのプロジェクトが日程通り実施されるかという不確定要素もある。
<後略>
バングラデシュ/The Daily Star May 31 2017
http://www.thedailystar.net/frontpage/move-speed-fast-track-projects-1413235
翻訳:吉本
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