バングラデシュの大学初のナノ衛星ブラック・オンネシャは昨日早朝、米国のケネディ宇宙センターから打ち上げられた。
ブラック大学の学生で地上局リーダーのモザメル・ハックさんは電話を通じて、ナノサットを搭載したスペースX・ファルコン9ロケットはングラデシュ午前3時頃に発射されたと話した。
6月末までに国際宇宙ステーション(ISS)の宇宙飛行士によって、地球軌道に配備されることになっている。
打ち上げによってバングラデシュは初めて宇宙に進出してと彼らは話した。
ナノサット搭載ロケットは6月2日に打ち上げ予定だったが、悪天候のため延期されていた。
一辺10cm重量約1kgの立方体のナノサットは、一旦軌道に入ると毎日4~6回バングラデシュ上空を通過する。
ブラック大学モハカリキャンパスではナノサットからデータを受信するため、地上局が設置された。
5月25日、ブラック創設者で会長のファズル・ハサン・アベッド卿が大学の4番棟屋上に地上局を発足させた。
2月8日、ブラック大学の3人の学生が日本の大学の技術と施設を利用して独自のナノ衛星を開発し、組み立てた。これによりブラック大学は衛星を作ったバングラデシュ初の教育機関となった。
The Daily Star Jun 05 2017
http://www.thedailystar.net/frontpage/bracs-nanosat-reaches-iss-1415572
翻訳:松本
#バングラデシュ #ニュース #ナノ衛星 #教育
関連