プラン、マンゴーの仕入開始

プラン、マンゴーの仕入開始
農業系企業で国内最大手の一角を占めるプランは、5月19日にマンゴーの仕入と果肉取りの作業を開始した。

プランは昨8日、今シーズンのマンゴー購入予定量を6万トンと発表した。昨日行われたプログラムで、ナトール(Natore)にあるプランアグロ株式会社の工場で副支配人を務めるハズラト・アリ氏が記者団に明らかにした。

ラジシャヒ(Rajshahi)やナトール、チャパイナワブゴンジ(Chapainawabganj)、ナオガオン(Naogaon)、ディナジプール(Dinajpur)、シャトキラ(Satkhira)を中心とした同社の契約農家から大量のマンゴーを購入するという。

プランアグロビジネス株式会社契約農家部のモハンマド・カムルッザマン部長によれば、同社は1万5千個の契約農家に対して必要な支援を行い、マンゴーを仕入れているという。

マンゴーは工場に運びこむ前にいくつかの品質管理措置を行う必要があるとアリ氏は話す。

「マンゴーが熟しているか、腐っているかのチェックを行います。状態の良いものはその後試験所に送られ、ホルマリンやPHなどの必要なテストを実施します」

「仕入れたマンゴーの重量チェックも行います。試験所でのテスト後、マンゴーは加工のために工場へ送られます」

プランではマンゴーの仕入れ後、果肉を無菌技術で保存するという。

「この技術の利点は、果肉を凍らせずに1年間保存できることです。果肉の味や新鮮さも保たれます」

プラングループではマンゴードリンクやマンゴーバー、ゼリーといった数多くの種類の食品を製造している。未熟なマンゴーからはピクルスを作っている。

現在、世界の134カ国に製品を輸出しているという。

アリ氏によれば、ナトールの工場では現在7千人を雇用しているという。マンゴーの仕入れを行う季節にはさらに3千人程度を雇用し、その90%は女性だ。

8日のプログラムにはプランRFLグループのシュジャン・マームード・メディア部長やゼアウル・ホク広報本部長補佐、プランアグロ工場のアブドゥル・サルケル管理部長も参加した。

バングラデシュニュース/The Daily Star Jun 09 2017
http://www.thedailystar.net/business/pran-starts-mango-collection-1417528
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #マンゴー #加工食品