24日夜、ダッカ(Dhaka)や国内の各地で月が観測されたため、イード・アル=フィトル(断食明け大祭)は26日に行われることになった。
ユナイテッドニュース・バングラデシュ(UNB)によれば、国立月観測委員会はシャッワールの月の観測情報を確認した後の会議で決定したという。
既に多くの人が祖先の呼びかけに応え、大切な人たちとイードを祝うためにダッカからそれぞれの故郷へと向かっている。
イード・アル=フィトルの本集会は午前8時30分から、ダッカの国民集会場で開かれる。
悪天候の場合、本集会は午前9時、バイトゥル・ムカッロム国立モスクで開かれる。
同モスクではこれ以外に午前7時、午前8時、午前9時、午前10時、午前10時45分に5回の集会がある。
国内最大のイード集会はキショルガンジ(Kishoreganj)県のショラキア(Sholakia)集会場で、午前10時に開かれる。
イード当日は、官民を問わず建物の上に国旗が掲げられる。
加えて、主要な大通りや分離帯は国旗やベンガル語とアラビア語で"イード・ムバラク(イードおめでとう)"と書かれた横断幕が飾られる。公共の建物にはイルミネーションが施される。
バングラデシュテレビジョンや他の民放局、バングラデシュベタルや他の民放ラジオ局は特別番組が放送する。
病院や刑務所、政府運営の児童養護施設、ホームレス福祉センターは特別な食事を提供する。
アブドゥル・ハミド大統領やシェイク・ハシナ首相、野党バングラデシュ民族主義党(BNP)のカレダ・ジア党首はそれぞれ国民に向けたメッセージを出した。
大統領はメッセージの中で、1カ月にわたるラマダンの後のイード・アル=フィトルは、純粋な満足と喜びのメッセージを人類に届けてくれると話した。
「イードはあらゆる階級や職業の人々の間に調和や親睦、結束の絆を作ってくれます」
大統領はバングラデシュの繁栄を築くうえで、イード・アル=フィトルの教えが全ての人に勇気を与えてくれることを願った。
首相はメッセージの中で次のように述べた。
「イードは私たちに平和と共感、同胞について教えてくれます」
一方、警察や緊急行動隊(RAB)などの法執行機関はイードを前に、望ましくない出来事を回避するため、国内全域で安全対策を強化した。
バングラデシュニュース/Prothom Alo Jun 25 2017
http://en.prothom-alo.com/bangladesh/news/152095/Eid-ul-Fitr-tomorrow
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #イード #6月26日
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