皆に喜びをもたらすイード

1カ月にわたる断食と節制の後、今年もイード・アル=フィトル(断食明け大祭)が歓喜とお祭り騒ぎと一緒にやって来ました。親愛なる読者、寄稿者、広告主、代理店、ならびに支持者諸氏、そして全ての人々に心からご挨拶を申し上げます。

聖なるラマダンは抑制と自己統制によって精神を浄化する機会ですが、終わったからといって浄化が必要なくなるわけではありません。この月の精神は他の月でも実践すべきことです。儀式がラマダンの目的を満たすのでありません。私たちはラマダン中の生活スタイルを1年の残りも実施するよう努める必要があります。イード・アル=フィトルの幸福メッセージが一年中に届きますように。

イード休暇中はダッカ(Dhaka)からそれぞれの故郷へと、人々の大移動があります。今年は道路やハイウェイで人々が大いに苦しみました。メディアはイードの3週間以上前からこれに対する懸念を強調していたにもかかわらず、政府の関係当局は適切な準備を行いませんでした。

ダッカから各県に通じるハイウェイでは大規模な渋滞がありました。ハイウェイ警察はより気を配る必要があります。過剰な交通量や事故、車両の故障は更なる渋滞と混乱を招きます。これらの問題に対処するには、事前の警戒や適切な管理が欠かせません。ハイウェイで何らかの事故や車両故障があった場合、速やかに車両を取り除き、渋滞を防止する必要があります。これには特に気を配る必要があります。

イード中は事故の危険が高まります。残念なことに、既にそのような事故で死亡が報告されています。被害者家族には、期待していた歓喜ではなく悲しみが突き付けられます。全ての人が気を付けて旅をする必要があります。バスやフェリーは定員以上の乗客を乗せてはいけません。運転手は気を付けて運転しなければなりません。

イードが歓喜で満たされますように。

バングラデシュニュース/Prothom Alo Jun 25 2017
http://en.prothom-alo.com/opinion/news/152089/May-Eid-ul-Fitr-bring-joy-to-all
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #ラマダン #イード #歓喜 #6月26日