内閣、通信衛星企業を承認

バングラデシュ初のボンゴボンドゥ衛星1号の運営をスムーズに行うため、内閣はバングラデシュ通信衛星株式会社(BCSC)の設立提案を承認した。

承認はシェイク・ハシナ首相を議長として毎週開かれる内閣会議で行われた。

モハンマド・シャイフル・アラム内閣官房長官は会議後の記者会見で、国内初の"ボンゴボンドゥ衛星1号"の打上げプロセスはほぼ完了したので、バングラデシュは間もなく衛星クラブに参加することになるだろうと話した。

「衛星は間もなく宇宙空間に打ち上げられ、運用が始まります。そのため、衛星会社を設立することになったのです」

新会社は500億タカ(684億円)の資本で設立され、1株10タカ(13.7円)で50億タカ(68.3億円)分の株式を保有する予定だ。

郵政・通信局が代表や役員を務める一方、11の協議会が会社の運営に関わる。


内閣はその他、既存の法律をより現実に即したものにするため、"種子法2017"案を最終承認した。

新法案によると、農業省長官や農業省事務局長(種子担当)からなる25名が国家種子委員会を作るという。

委員会の機能について内閣官房長官は、主に種子の品質管理に焦点を当てると話した。また、種子販売業者に免許や許可を与えるため、種子証明機関にもなる。

さらに、種子の品質と販売代理店の免許を検査するために市場を訪れる、種子検査官のポストも作るという。

法案によると、種子検査官が責任を果たすことを阻む販売業者や種子使用者は罰せられることになる。

それを行った販売業者や関係者は3カ月の懲役または5万タカ(6.8万円)の罰金、もしくは両方の罰を科されるという。

バングラデシュニュース/The Daily Star Jul 04 2017
http://www.thedailystar.net/city/cabinet-approves-company-run-first-ever-satellite-1428070
翻訳:吉本
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