警察による厳重な警備の中、ヒンズー教徒がダムライ(Dhamrai)でウルト・ラス・ジャトラ祭りを祝った。
地元政治家の対立が原因となった夜通しの騒動の後、祭りが突然延期になったことで、伝統のラス・ジャトラ・ウトシャブで有名なダムライに住む市民は不安に襲われた。
1日夜、地元議員とダムライ市長に生じた亀裂によって、祭りは中止されたという。
この祭りは国内のラス・ジャトラ祭りでは最大の21日もの間開かれる。
ダムライ同様、ナラヤンゴンジ(Narayanganj)やマニクゴンジ(Manikganj)など国内各地では、ウルト・ラス・ジャトラの一環として大きな神輿に乗ったジャガナト像が引き回される。
ダムライのウルト・ラス・ジャトラ祭りは400年の伝統を持ち、この地域のヒンズーの祝い事には欠かせないものだ。祭りでは厳重な安全措置が取られた。
一部の屋台は3日に再開した。主催者側は祭りを今日から本格的に再開することを望んでいる。
祭り会場では30台程の監視カメラと、20カ所の検問所が設置された。
ダッカ県警のシャー・ミザン・シャフィウル・ラーマン警視によれば、法執行機関員や緊急行動隊爆弾解体班、犬部隊が会場内外の警備を行ったという。
祭りの主催者であるシュリー・シュリー・ジョショマダーブ・マンディル委員会のナンダ・ゴパル・セン次官補は、祭りの中止に従ってラス祭りの自粛を決定したが、その後、警察や地方行政の支援を受け開催したと話した。
バングラデシュ/The Daily Star Jul 04 2017
http://www.thedailystar.net/backpage/dhamrai-ulta-rath-jatra-held-mela-resumes-1427980
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #ダムライ #ヒンズー教 #ウルト・ラス・ジャトラ祭り
関連