首都ダッカ(Dhaka)をはじめ国内各地では、11日朝から断続的に続く雨の影響で日常生活に支障が出ている。
オールドダッカやモウチャク(Mauchak)、マリバグ(Malibagh)、シャティナガール(Shatinagar)、ミルプール(Mirpur)、ラザールバグ(Razarbagh)では主要な通りが水没したため、通勤者は大きな苦痛を被っている。他の地区ではひどい交通渋滞が起こっているという。
職場に通勤する人や学生は多くの場所で起きている冠水に苦しむ。
マリバグから通勤するライラさんによれば、開発プロジェクトで道路工事が行われていたランプラ(Rampura)やチョウドリーパラ(Chowdhurypara)、モウチャク(Mauchak)等の地区ではさらに酷い状況だという。
日雇い労働者など、低収入生活者は普段の生活のペースを乱されたことで大変な苦痛を被っている。
気象台はこの先2、3日は雨が降り続くと予報するため、さらに状況が悪化する可能性がある。
気象台のアブドゥール・ラーマン氏によれば、モンスーンの気圧の谷がバングラデシュの中央部を通過しているという。これに関連する気圧の谷の一つはノースベイまで広がっている。モンスーンはバングラデシュ上空では活発で、ノースベイ上空では穏やかだ。
各管区の殆どの場所では軽い雨から中程度の雨、もしくは突風を伴う雷雨に見舞われる見込みだ。
所によってはやや強い雨から非常に強い雨が降ると気象台は予測する。
昼夜の気温は国内全域でわずかに下がると思われる。
ラーマン氏によれば、北部各県では集中豪雨の影響でここ数日間上流の丘陵地帯から水が押し寄せ、バングラデシュとインドの間にある河川の水位が上昇を続けており、洪水の危険性が高まっているという。
国内北部では強い雨から非常に強い雨が降る見込みだと、ラーマン氏は話した。
バングラデシュニュース/Prothom Alo Jul 11 2017
http://en.prothom-alo.com/environment/news/153427/City-dwellers-suffer-due-to-nonstop-rain
翻訳:長谷川
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