スンドリさんの生き方

スンドリさんの生き方
何年か前のティースタ川の桁外れの浸食によって移住を余儀なくされた50歳のスンドリ・ボラさんは、回りの人が何か考えたり行動に移したりすることがない中、生計を立てる手段を選び取った。

ロングプール(Rangpur)県ゴンゴチョラ(Gangachara)郡ボイシャルチャンドラの未亡人スンドリさんは、ここ15年、草を売って1日120-130タカ(164-178円)の収入を上げ、3人家族を養っている。

郡内ポイコン村の堤防にある小さな家に2人の子ども住んでいるスンドリさんは、5年前に夫を亡くした。

「草を売って2人の子を育てています。私にとって、乞食になるより飢えているほうがましです」
8歳の子の母親でもあるスンドリさんは話す。

すでに6人の子どもたちは結婚して別々に暮らしているという。

スンドリさんはタマネギと塩の入ったご飯を食べたあと、毎朝午前7時に家を出る。そして草を集めるため、チャール(川中州)からチャールへと移動する。

草を十分集めたあと家に帰ってそれらを選別する。それから牛に餌を与え、近くのボライバ市場へ売りに行く。

「冬場は草が少なく、それが悩みの種になっています」

「スンドリさんは政府の様々な社会政策から、なんの支援も得ていません」
アラムビジタールユニオン議会のアフタブッザマン議長は、スンドリさんが連絡してくれば、そのようなプログラムを受けられるようにすると話した。

バングラデシュニュース/The Daily Star Jul 14 2017
http://www.thedailystar.net/country/sundaris-livelihood-grass-sale-1432792
翻訳:吉本
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