大半が学生であるバングラデシュの若者の多くは政治に興味を持っていない。
先日、国内の若者を対象とした政治的見解の調査が実施されたが、51.2%もの若者は政治問題に興味がないと回答した。
51.2%の若者のうち、27%は政治を嫌っており、残りの24%は政治に無関心であると回答した。
その一方、40.6%の若者は政治について考えるが、この若者たちは積極的に関わってはいない。24.3%は何らかの政党を支持しているが直接的に関わらず、16.3%は政治意識を持っているが支持する政党がない。
調査によれば、国内の若者のうち政治に興味を持っているのはわずか7.4%で、大部分は地方出身者だ。だが、政治に関わる若者の多くは学業を修了している。
若年女性ではこの数字は驚くほど低い。調査対象の若年女性のうち、政治問題に直接関わっていると言及したのはわずか1.2%だった。若年男性は13%だった。
政治に関わる若者の多くは25歳から30歳だ。
<地域ごとの立ち位置>
直接政治には関わらないが何らかの政党を支持している若者の数はロングプール管区で高く、ボリシャル管区がこれに続く。
この数字はマイメンシン管区が最も低かった。
政治について考えない若者の数はシレット管区が最も高く、ロングプール管区が最も低かった。
政治を嫌う若者の数はラジシャヒ管区とロングプール管区が最も高く、シレット管区が最も低かった。
<職業と政治>
調査の結果、政府職員の35.6%、熟練労働者の39.2%、民間従業員の32%、実業家の36%、専業主婦ではわずか16.7%しか政治に興味がないことが明らかになった。政治活動に直接かかわっている者はこの中にいなかった。
政治について全く考えていない若者は民間従業員が19.5%と最も多く、実業部門が19%でこれに続いた。農家の16.4%、熟練労働者の16%も全く考えない。
調査結果によれば、農家では36.6%、専業主婦では30.7%が政治に関わることを嫌っているという。
<政治と安全>
政治に関わることを嫌う若年男女の割合…26.9%
安全について懸念する若年男女の割合…51.6%
バングラデシュニュース/Prothom Alo Jul 16 2017
http://en.prothom-alo.com/youth/news/153801/51-pc-youth-not-interested-in-politics
翻訳:長谷川
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