人口増加に向かうバングラ

人口増加に向かうバングラ
合計特殊出生率を減らすことができなければ、バングラデシュは近い将来、大規模な人口爆発を経験する可能性がある。昨日の円卓会議で議論になった。

現在の出生率は2.3だが、2021年には2.0に引き下げなければならない。そうしないと人口爆発は避けられないだろうと出席者たちは口にした。

出生率とは、1人の女性が生涯に産む子どもの数の平均値を指す。

UNFPA(国連人口基金)のアブ・サイード・モハンマド・ハサン技術官は議論の中で、現在の出生率が続けばバングラデシュの人口は2041年に2億2350万人になるが、2.0になれば2億650万人になると発言した。

この問題に対する懸念を表明した出席者たちは、政府は出生率を下げるため、複数の新しいイニシアチブを取ったり以前のものを復活させながら家族計画プログラムを強化する必要性を強調した。

円卓会議は日刊プロトムアロー紙と国連人口基金(UNFPA)が協同で、ダッカのプロトムアロー社で開いた。

チーフゲストとしてモハンマド・ナシム保険家族福祉相が招かれ、人口成長を抑えることができなければ、バングラデシュの発展は後退するだろうと話した。

政府は保健医療施設での子どもの出産を増やすなど保健分野で未達成の目標に取り組んでいるが、保険家族福祉省としてこのプログラムの提言を検討すると大臣は補足した。

一方、家族計画総局長のカジ・ムフタファ・サルワール博士は、家族計画プログラムが活動的ではないという見解を否定した。
「私たちの活動は見えにくいものですが進行中です。現在もコミュニティーやサテライト診療所を通じて国民に家族計画サービスを提供しています」

前政府ケアテイカーのホサイン・ジルール・ラーマン氏は、予定通りに出生率を減らすため、政府は家族計画プログラムそのものに焦点を当てるべきだと話した。

国会議員のファズラトゥンネサ・バッピ氏は、家族計画に意思決定力を持つのは男性だとして、男性が重要な役割を果たすよう促した。

プロトムアローのアブドゥル・クアユム副編集長やダッカ大学のアミヌル・ホック教授、ソーシャルマーケティング会社のタスリム・ウディン・カーン部長らも発言した。

バングデシュニュース/The Daily Star Jul 18 2017
http://www.thedailystar.net/city/bangladesh-headed-population-boom-analysts-1434838
翻訳:吉本
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