マーケティングやブランディングでの独創的なコミュニケーション手法を称えるコムワード(COMMWARD)の今年の受賞者に、合わせて73の独創的なコマーシャルキャンペーンが選ばれた。
バングラデシュブランドフォーラム(BBF)は19日、ダッカ(Dhaka)で第7回の"コムワード:卓越し独創的なコミュニケーション"を開き、17部門の受賞者を称えた。
賞には最高位のグランプリと金賞、銀賞の3種類がある。グランプリは17、金賞は37、銀賞は19キャンペーンが選ばれた。
20日のBBFの発表では、今年は代理店やプロダクションハウス、様々な機関の制作部門など43団体から355件の推薦があったという。
国内の大手マーケターやコミュニケーション専門家で構成される審査団が1日掛けて審査を行い、受賞者を選んだ。
授賞式の前に会場で1日掛けて会議が行われ、評論家から革新的なアイデアと技術が合わさることで、ブランディングやマーケティングに新たな意味が生まれるだろうという意見が出た。
会議には国内外の専門家が参加し、会場で2つのワークショップを開いた。
昨年、コムワードには25部門があった。業界専門家による議論の結果、今回は11部門が廃止、3部門が追加になった。
新たに追加された部門は"広報"、"アイデアの有効活用"、"新規代理店による最優秀キャンペーン"の3つ。3つ目の部門により、新規参入代理店にも自身の潜在能力を示す機会が与えられた。
"グラミンフォン-エカットレル・コタ"は1つのキャンペーンでは最多となる3部門での受賞となった。
"アイデアの有効活用"部門ではグレイ広告バングラデシュ社がグランプリに輝いた。
残る2つは同じくグレイ広告が受賞した"RDC"部門金賞、ハーフ・ストップ・ダウンが受賞した"TVC映像の監督"部門の金賞だ。グレイ社は4部門で、ビトピ広告は3部門で、メディアコムは2部門でグランプリを獲得した。
MACOMM、アジアティックMCL/アジアティック360、レッド・ロケット、マグニト・デジタル、フェイスカード、アジアティック・マインドシェア/アジアティック360、アドコム、マストヘッドPR、メディアコムもグランプリを受賞した。
授賞式には事業団体やマーケティング・制作代理店から500人近くの専門家が出席した。コムワードは2009年以降、BBFの取り組みでビジネスやマーケティング広告に光を当てている。
今年はカンヌライオンズとデイリースターが共同での開催し、メグナ産業グループやバングラデシュマーケター協会、テレビ局のGTV、IT企業のアームラ、マストヘッドPR、デジタルメディアやソーシャルメディアのマーケティング代理店であるウェブエイブル・デジタル、撮影代理店のアートシュなどが参加した。
ラングス東芝、ルメリディアン・ダッカ、ロアリング・ライオンズ、MSB、イーサド航空、先進開発技術、エカットールTV、ラジオ・トゥデイ、ファイアフレーム・メディア、トールンも協賛した。
バングラデシュニュース/The Daily Star Aug 21 2017
http://www.thedailystar.net/business/brand-forum-recognises-73-commercial-campaigns-1451548
翻訳:長谷川
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