ビーチを侵食から守るため

ビーチを侵食から守るため
ポトゥアカリ(Patuakhal)県クアカタ(Kuakata)の9人のビジネスマンは、雨期の干満による大波からビーチを守るため、2週間に渡って250個の土嚢を並べた。最終的には土嚢を500以上並べることを計画している。

大波は毎年ビーチの一部を洗い流すため、洪水堤防の外にある全ての施設が危険にさらされている。
日の出ホテルのオーナーMd・シャウ・ジャラル氏は話す。
 
「我々は水開発局(WDB)を含む地元自治体にビーチを保護する措置を取るよう求めたが、無駄でした。そのため、波打ち際に沿って土嚢を並べる作業を9人で始めたのです。すでに250袋を並べ、最終的に500袋以上並べようと思っています」

これにより、現在、大波が直接ビーチにぶつかることはない。総費用はおよそ100万タカ(135万円)ぐらいだとシャウ・ジャラル氏は補足した。

この活動は雨季、特に5-10月の深刻な被害をもたらす侵食からビーチを保護する。同じ地域の小規模トレーダーのMd・カビール・ホセイン氏は話した。

毎年、クアカタゼロポイントからビーチまでの唯一の道路は干満による大波で損なわれるという。

クアカタのアブドゥル・バレク・モラウ市長はクアカタビーチを保護するため、水資源省とWDBにコックスバザール(Cox's Bazar)のような海上自動車道を建設するよう求めたが、回答はなかったと話す。

浸食を防ぐため、一カ月ほど前から10万タカ(13.5万円)以上かけて道路との境に土嚢を置いて来たが、そうしただけで大波が直接道路にぶつかることはなく、浸食は減ってきたという。

「クアカタビーチを大波による侵食から守るため、首相に緊急処置を取ることを要請しています」」

2004年、ビーチを浸食から守るため、上位行政に提案したが無駄だった。それ以降約100メートルのビーチが流されたと、WDBカラパラサークルのアブール・クヘイヤー役員技師は話した。

「ビーチを守るため、我々は新しく設計した堤防を提案する準備を進めています」

バングラデシュニュース/The Daily Star 25 2017
http://www.thedailystar.net/country/bid-protect-kuakata-beach-1453723
翻訳:吉本
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