【The Daily Star】モウロビバザール(Moulvibazar)県カマルゴンジ(Kamalganj)郡ハザリバグ茶園に住む8学年のモニ・チャットリさんは毎日の通学が大変だった。家からボンドリゴオン高校まで12キロメートルの道のりを歩いて通わねばならなかったからだ。彼女は毎日通学することはできなかった。だが、最近、自転車を使って定期的に、楽に通学できるようになった。
今年の6月11日、カマルゴンジ郡役場は中退率を下げることと家が遠くても学校に通えるよう、13高校の女子生徒に80台の自転車を贈った。
「自転車に乗れるのは本当にうれしいです。歩いて通っていた頃は、学校に行くことにほとんど興味はありませんでした。今は便利になりました。私は自転車を大切にしています」」
モニさんはいう。
「自転車を持つことが勉強の励みになります。通学問題が学校へ行くことを妨げることがなくなりました」
テトイゴオン・ラシッド・ウディン高校の6学年のプランティ・チャサさんは話す。
ボンドリゴオン高校のアブドゥル・マティン校長は、郡役場の自転車計画は女子の教育を奨励することに役立っていると話す。
「自転車配布以来、女子生徒の欠席は減っています」
マドハドプールユニオン議員のポール・クライア氏もこの制度にメリットを感じている。
「両親は娘さんを学校に送り出すことに対して心配がなくなりました。高校に入学することやもっと上の学校へ行くことも簡単になります。自転車のおかげで中退率が減っています」
「私たちは優秀な生徒や茶園から通う恵まれない生徒に自転車を贈りました。彼らの教育を支援し、教育欠如から起こる社会問題に取り組むことを望んでいます」
カマルゴンジ郡役場のモハンマド・マウモドゥル・ホック担当官は話す。
郡行政官(UNO)も計画の長期的な成功を評価するため、自転車の使用をモニターしていくと話した。
確かに自転車があれば遠くから通学することができる。行政は女子生徒が自分の人生と教育を受けることに誇りを持ち、僻地女性へ教育の重要性を働きかけることができる。
「最初、女子生徒が学校に通うことの重要性を保護者に納得させることは難しかったです。今では女子教育の利点についてよく理解されるようになりました。大勢の女子生徒が一緒に自転車で通学している姿を見たら、女子教育を追求し、価値あるものにするというアイディアを促進することに役立ちます。私たちの社会には女性の動きやすさに多くの障壁があります。この計画は間違いなくそれを克服する第一歩となります」
ホック氏は話した。
バングラデシュニュース/The Daily Star Aug 28 2017
http://www.thedailystar.net/backpage/bikes-keeping-girls-schoolmintu-deshwara-andrew-eagle-1455160
翻訳:吉本
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