
【Prothom Alo】ユニセフによると、ミャンマーの迫害からバングラデシュへ脱出した20万人以上のロヒンギャの子どもたちは健康被害の危険にさらされているという。 「人道危機が高まっており、この危機の中心に子どもたちがいます。予備的データによれば、避難民の約60%が子どもです」 ユニセフ・バングラデシュのジン・リービー子ども保護責任者は話した。 国連児童基金(ユニセフ)関係者は、ミャンマーからバングラデシュに避難してくるロヒンギャ難民は、これまでにない多さだという。
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A Rohingya refugee man protects his sister from rain as he climbs down a hill after crossing the Bangladesh-Myanmar border in Cox`s Bazar on 8 September 2017. Photo: Reuters
「この流入の規模と速度はバングラデシュでは前例のないものである。例として、9月4日から10日のわずか6日間で、バングラデシュに22万人が入国したことが挙げられる。この流入がすぐに止まることはないだろう」 プロトム・アロー(Prothom Alo)がユニセフヨーロッパ事務所から受け取ったメモにある。 「ここでまず目にするのが、たくさんの子どもたちだ。何日も寝ていない子どもがいる。彼らは衰弱しており、空腹なのだ」と、公式に述べられている。 こんな長く困難な旅の後、多くの子どもたちは病気になり、医療が必要だ。子供たちは心身ともひどく傷ついている。
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Rohingya refugees carry their child as they walk through water after crossing border by boat through the Naf River in Teknaf, Bangladesh on 7 September 2017. Photo: Reuters
彼らには保護と心のケアが必要だ。 「また、妊娠中の母親が多く、多くの赤ちゃんはバングラデシュ到着後に生まれた。20万人のロヒンギャの子どもたちは緊急支援を必要としている」 子どもたちはこの人道危機の最前線にいる。彼らは信じられないほどのリスクにさらされている。 キャンプは毎日拡大しているので、ロヒンギャに安全な飲料水と基本的な衛生設備を提供する必要があるとユニセフ。 「我々は水媒介性疾患の発生を防ごうと考えている。キャンプには衛生状態が非常に悪い限られた空間に住んでいる子ども、女性、高齢者の割合が高く、弱っている人が多く存在する。このような状況にある子どもたちは罹患の危険性が非常に高い。私たちはそれが起こらないようにする必要がある」と、メモにある。 ユニセフの関係者は、特に親とはぐれた子どもたちを心配しているという。 「多くの協力者と子どもに優しいスペースやラーニングセンターのネットワークのおかげで、これまで1128人の子どもが親とはぐれたことが特定されています。今後この数が増えると予想してます」 コックス・バザール(Cox's Bazar)にはダッカ(Dhaka)やユニセフの供給拠点があるコペンハーゲンから救援物資が運び込まれる。 最低資金調達要件は730万ドル(7億9975万円)だが、難民人口が増えているため、より多くが必要となるだろう。 バングラデシュニュース/Prothom Alo Sep 12 2017 http://en.prothom-alo.com/bangladesh/news/159257/Over-200-000-Rohingya-children-at-risk-UNICEF 翻訳:松本 #バングラデシュ #ユニセフ #ロヒンギャ #難民