【Financial Express】ミャンマーの事実上のリーダーアウン・サン・スー・チー氏は、バングラデシュへ脱出した難民のうち、"確認された"者を歓迎する用意があると話した。
「いつでも確認プロセスが始められるよう準備しています」
スー・チー氏は火曜日、今回、ラカイン州で軍の弾圧が始まってから初めて演説を行った。
確認基準は1993年合意の原則に基づくという。
「ミャンマーの国家安全保障顧問がバングラデシュに約束するということで今回の発表になりました。私たちは確認プロセスを始める準備を整え、確認済の難民は何の問題もなく受け入れます。彼らの安全や人道援助へのアクセスを完全に保証します」
バングラデシュとミャンマーは1993年始め、ロヒンギャ送還協定に合意した。合意の下、およそ23万6千人のロヒンギャがミャンマーに帰った。最終的な送還は2005年に行われ、3万3千人のロヒンギャがミャンマーへ帰国した。
また、ロヒンギャ危機へのメディア報告の懸念について触れ、調査を約束した。
「村を焼かれたり、大量の難民が発生したという報道に接し、世界中の多くの友人たちが心配していることは理解しています。ですが先に話したように9月5日以降紛争は起こっておらず、排除作戦もありません」
多くの"主張と反論"があり、政府は真の問題を特定するために全員の意見を聞く努力をするとスー・チー氏はいう。
「行動を起こす前に、これらの主張が確実な証拠に基づいていることを確認する必要があります」
「宗教、人種、政治的立場にかかわらず、国の法律に反し、国際社会が受け入れる人権を侵害するすべての人に対して、行動が起こされるでしょう」
スー・チー氏はミャンマー国内にいる特定のコミュニティの人だけでなく、全ての人の権利を守るという政府の責任を強く訴えた。
また、最近ミャンマー訪問を延期したバングラデシュのアサドゥッザマン・カーン内務相に対し、いつでも首都ネーピードーへ来てほしいと歓迎の意を表した。
「バングラデシュと一緒に実施を進めている国境の安全保証に関する取り決めの前進を期待しています」
Bangladesh News/Financial Express Sep 19 2017
http://thefinancialexpress.com.bd/world/asia/myanmar-ready-to-welcome-back-verified-refugees-says-suu-kyi-1505803298
翻訳:吉本
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