【The Daily Star】バングラデシュの若者で社会起業家のミンハジ・チョウドハリー氏が、米国でボストンで開催されたフォーブス・アンダー30サミットで"アンダー30インパクトチャレンジ"を受賞した。
ドリンクウェルの共同設立者兼CEOのミンハジ氏は飲料水がしばしばヒ素やフッ化物、鉄で汚染されるバングラデシュとインドで、安全な水を100万リットル以上提供することで、世界に肯定的な変化が訪れることを願っている。
「今日の日程を話そう。昨夜ダッカからボストンへ直行して、今朝フォーブスアンダー30、50万ドル(5654万円)インパクトチャレンジに参加。まだ時差ボケだ」
ミンハジ氏はFacebookに投稿していた。
「ピッチに立って20分、受賞したことを知った! U2のボノが共同運営する20億ドル(2261.4億円)基金TPG・ライズ・ファンドから成長する投資を受けられるんだ! 資金提供者にはヴァージングループのリチャード・ブランソンもいるんだぜ! ドリンクウェルの次のステージの幕開けだ。素晴らしいチームを誇りに思うよ!」
ドリンクウェルは500人の雇用を創り、2015年にはミンハジ氏が30歳以下のフォーブズ30人リストに選ばれていた。
ドリンクウェルはヒ素、フッ化物、鉄の水汚染に立ち向かい、インドとバングラデシュの市場をリードする水技術企業だ。
月曜日、"アンダー30インパクトチャレンジ"優勝者として、ミンハジ氏のドリンクウェルはライズ・ファンドから投資資金として25万ドル(2827万円)、フォーブスからメディア奨励金として25万ドル、合計50万ドルを受け取った。
また、社会起業家と連携する非営利団体ザ・ブリッジスパングループのコンサルティングも受けられる。
この賞を受賞するためドリンクウェルは、煤をインクと塗料に変換して大気汚染を防止するインド企業の"チャクア・イノベーション"や、アフリカの農家のため、オンライン、オフライン両方で情報や商品、サービスアクセスを提供して所得を押し上げるアマゾン風プラットフォーム"ファーマーライン"とタフな競争を繰り広げた。
エコーイング・グリーンのチェリル・ドルジー社長、TPGグロウスの創業者でザ・ライズファンドの創設者兼CEOのビル・マックグラシャン氏が審査した。
Bangladesh News/The Daily Star Oct 4 2017
http://www.thedailystar.net/backpage/bangladeshi-youth-wins-forbes-award-1471333
翻訳:松本
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