ロヒンギャ問題解決のために

ロヒンギャ問題解決のために
【The Daily Star】シェイク・ハシナ首相は昨日、9月21日の国連総会で提案した5つのポイントを通じてロヒンギャ問題が解決できるとの自信を示した。

「私たちはどんな争いも欲しません。すべての問題は議論を通じて解決できると信じています。ロヒンギャ問題は国連で提案した5つのポイントで解決できます」

首相はバングラデシュ銀行協会の指導者から救済福祉基金への寄付金を受け取った際、そう発言した。

イウサヌル・カリム首相報道官がプログラム終了後、記者団に話した。

首相の提案は民族紛争の終結、ミャンマーラカイン州への国連事実調査団の派遣、ロヒンギャ安全確保、即時送還、コフィ・アナン勧告の無条件実施だ。

首相は1975年の国父ボンゴボンドゥ(シェイク・ムジブル・ラーマン:首相実父)暗殺後、妹ともに難民生活を過ごしたので、ロヒンギャの痛みや苦しみは理解できると話した。

強制的にバングラデシュへ移住させられたミャンマー国民(ロヒンギャ)に対し、政府は人道的な理由でロヒンギャを避難させたという。
「苦痛な時を過ごすロヒンギャに寄り添わないことは非人道的です」

首相は1971年の解放戦争中、バングラデシュ難民の不幸な時代を思い出しながら、パキスタン軍がバングラデシュの人々に与えたのと同じ種類の抑圧にロヒンギャが直面していると話した。

「当時、3千万の国民が強制退去させられ、1千万の国民がインドへ避難しました」

また、バングラデシュの僻地に住む人々は素晴らしい人間性を持っているため、ロヒンギャへの援助と支援を拡大したと話した。

Bangladesh News/The Daily Star Oct 17 2017
http://www.thedailystar.net/city/our-5-point-proposal-can-solve-rohingya-crisis-pm-1477597
翻訳:吉本
#バングラデシュ #ニュース #ロヒンギャ