【Financial Express】ジェナイダ(Jhenidah)10月22日。
社会サービス局(DSS)が農村女性の研修用に作ったジェナイダ県の25公民館は20年以上に渡って放置され、徐々に荒れて来ている。
ジェナイダ県DSSの資料によると、1981年から1984年にかけて、県内4郡で様々な研修を行う25カ所の建物が作られた。
そのうち15カ所がコッチャンドプール(Kotchandpur)郡、4カ所がモヘススプール(Moheshpur)郡、3カ所がホリノクンドゥ(Harinakundu)郡とシャイルクパ(Shailkupa)郡だった。
ほとんどがトタン屋根で15-16デシマルの(600平米ほど)の土地を持ている。村人は女性が様々研修を通じて収入が得られるようになると、自分たちの土地の一部を寄付した。
「パリィ・マトリ・プラシッコンケンドラ」と名付けたプロジェクトの下、貧しい少女や女性たちが4~5年ほど研修を受けた。
研修生はそこで教えられたことを元に収入を得るため、簡単なローンも提供された。
家族用衣類を作ることに加えて、少女や女性の多くは隣人たちと同じように裁縫に従事していた。
センターで研修を受けた女性たちは無収入だった世帯へ財政的に貢献し、夫たちに圧力をかけることができたという。
複数のセンターが人気を博したことで注目された。市場はコッチャンドプール郡の公民館にちなみ、"サムジ・カリャン・バザール"と名づけられた。
だが、プロジェクトが終わってから建物は放置されたままだ。かつて活気があった場所は昆虫やネズミが安心できる住処になっている。
そのうえ、コッチャンドプール郡2つの研修センターは無許可の職業に悩まされているという。
コッチャンドプール郡ボルホールユニオンフルバリ村のユニオン議員ロビウル・イスラム氏は特派員に対し、25年前のことを鮮やかに思い出すことができるという。彼はその時、DSSが少女たちに研修を行っていたのを見ていた。
「少女たちは研修の恩恵を受けて裁縫仕事に従事していました。しかし、最近の少女たちはなぜ16.5デシマルの土地に公民館があるのか、理解していません」
だが、フルバリ研修センターの隣には2世帯が暮らしている。モマタズ・カトゥーンさん一家とアラウディンさん一家だ。
「公民館がふたたび研修センターとして使われれば、少女は女性たちは十分な恩恵を受けられるでしょう。年齢に応じた様々なプログラムを今すぐ利用できます」
取材した県社会サービス局の責任者モハンマド・モミヌール・ラーマンさんはフィナンシャル・エクスプレスに話した。
Bangladesh News/Financial Express Oct 23 2017
http://thefinancialexpress.com.bd/national/country/25-public-auditoriums-for-training-of-women-remain-abandoned-for-over-two-decades-1508699385
翻訳:松本
#バングラデシュ #ニュース #女性訓練 #裁縫
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