【Financial Express】国としてのバングラデシュのブランド価値は、国の社会経済的活力を反映して徐々に高まっている。
1971年に独立してから46年、バングラデシュは現在世界で44番目にブランド価値を持っている。
ロンドンにあるブランド・ファイナンスが10月に発表した"ネイション・ブランド2017"レポートによると、今年のバングラデシュのブランド価値は2080億ドル(23兆4243億円)に達した。2016年は1700億ドル(19兆1450億円)だった。
つまり、バングラデシュのブランド価値は1年で22％増加したことになる。
今年独立から70周年を迎えるパキスタンのブランド価値より、はるかに上回っていることをレポートは示している。
2011年、パキスタンのブランド価値は540億ドル(6兆813億円)、バングラデシュは470億ドル(5兆2930億円)だった。だが、それ以降の6年間、バングラデシュはパキスタンを圧倒した。
2016年、1280億ドル(14兆4150億円)だったパキスタンのブランド価値は今年1710億ドル(19兆2575億円)に増加した。
1971年12月16日、バングラデシュは圧倒的な力を持つパキスタン占領軍に対し、最終的に勝利した。3月26日から始まった9カ月の解放戦争中、東パキスタン(バングラデシュ)の何百万人もの人々がパキスタン軍の迫害を避けるため、避難民としてインドに避難した。
パキスタン占領軍とその協力者たちは300万人を殺し、推定20万人の女性に暴力を振るった。
独立後、バングラデシュは国家の再建のため、長期に渡って苦しい生活を余儀なくされた。
自然災害や世界的なショック、政治的混乱の中で困難で難しい道を歩んできた。
それにも関わらず、独立国家となって46年後、バングラデシュは社会経済指標の大部分でパキスタンを圧倒している。いくつかの指標ではインドすら追い抜いた。
インドのブランド価値は2016年の2兆660億ドル(232兆6667億円)から2兆460億ドル(230兆4144億円)に低下し、世界7位から8位へ順位を下げた。
Bangladesh News/Financial Express 20171216
http://thefinancialexpress.com.bd/economy/countrys-brand-value-keeps-on-rising-1513363131
翻訳：松本
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