外国援助、5カ月で91%増

【Financial Express】今会計年度(2017-18会計年度)7月から11月の当初5カ月で、バングラデシュは17.2億ドル(1948億円)相当の外国援助を受けた。

19日、経済関係局(ERD)が公開した暫定データによれば、中・長期(MLT)の割引援助額は前年度同期の9.03億ドル(1023億円)より、91%高かった。

開発パートナーは援助総額のうち16億ドル(1814億円)を割引融資で、1億2673万ドル(143億円)を無償援助で提供した。

一方、この5カ月間で67.1億ドル(7601億円)の援助が約束された。

ERD職員によれば、昨会計年度同期に政府がローププール原子力発電所プロジェクトでロシアと113.8億ドル(1兆2892億円)の融資協定を締結したため、約束額は134.2億ドル(1兆5203億円)と非常に高い数字だった。

ERDのカジ・ショフィクル・アザム事務次官は援助の投入を目覚ましいものとし、今会計年度末までに約70億ドル(7930億円)の外国援助目標を達成できると予想した。この目標額は前会計年度より35%高い。

援助の消化がさらに加速するかは、プロジェクトのタイムリーな実施にかかっているとカジ氏は話した。

世界銀行(WB)やアジア開発銀行(ADB)、日本国際協力機構(JICA)、英国際開発省(DFID)、イスラム開発銀行(IDB)といった開発パートナーたちは、バングラデシュの発展のために毎年割引融資を拠出してきた。

ERDデータによれば、今会計年度の7-11月期、MLT割引援助約束額67.1億ドルのうち、融資が65.7億ドル(7443億円)、無償援助が1億4269万億ドル(162億円)で承認された。

同時期、バングラデシュは融資のうち5億2484万ドル(595億円)を返済した。4億1462万ドル(470億円)は金利分、1億1021万ドル(125億円)は元本分だ。

前会計年度同期は、金利3億3933万ドル(384億円)、元本9375万ドル(106億円)、合わせて4億3308万ドル(490億円)の返済だった。

前会計年度、政府は割引融資と無償援助を合わせて35.6億ドル(4033億円)の外国支援を受けた。

Bangladesh News/Financial Express Dec 20 2017
http://thefinancialexpress.com.bd/economy/bangladesh/foreign-aid-inflow-jumps-by-91pc-in-five-months-1513743727
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #ニュース #外国援助