【Prothom Alo】ミャンマーは自国民を連れ戻す手続きを1月23日に開始することで合意した。UNB報道。
2017年8月以降、ミャンマー軍の迫害を逃れ、65万人ものロヒンギャがバングラデシュに避難している。
ミャンマーは第1弾として、ムスリム(イスラム教徒)とヒンドゥー教徒合わせて1258人を帰還させようとしている。
UNB補足:ミャンマーは、ミャンマー居住者として認証されたヒンズー教徒508人とムスリム750人の詳細な名簿をバングラデシュに提供し、第1弾の帰還者に含めることを提案した。ミャンマー情報省による。
ミャンマーのネピドーで開かれた会合を受け、昨年、バングラデシュに避難したムスリムの帰還を受け入れる計画が締結された。
ミャンマー外務省の発表によれば、同国は週に5日、帰還者を受け付けるという。
"移住したミャンマー住民のバングラデシュからの帰還に関する合同作業部会"の第1回会合は、外務省で、16日まで開かれた。
バングラデシュ代表団はモハンマド・シャヒドゥル・ホック外務次官が、ミャンマー代表団は同国外務省のミント・トゥ事務次官が率いた。
両国は"ラカイン州から移住した人々の帰還協定"に基づき、"バングラデシュからの帰還について物理的な取り決め"に調印した。
この取り決めによると、ミャンマーは陸路で来る帰還者をタウンプヨレトウェイ一時収容所、水路で来る帰還者をンガクヤ一時収容所で受け入れることになる。
さらに、フラ・ポッ・クンの宿泊施設を帰還者の一時的なキャンプとして使う。
バングラデシュは5カ所の一時キャンプを設ける。
協定によれば、円滑な帰還手続きのため、バングラデシュは見込み帰還者の名簿と正しく記入された認証用の書類を事前にミャンマーに提供する。
会合では、アラカン・ロヒンギャ救世軍(ARSA)所属のテロリストの活動についても議論があった。
ミャンマーは2017年11月14日にネピドーで行われたミャンマー国境警察(BGP)とバングラデシュ国境警備隊(BGB)の中央会合の際、ARSAの"テロリスト"1千人以上の名簿をバングラデシュに提供していた。
ミャンマーは合同作業部会の会合で名簿をバングラデシュに渡し、1980年に締結された国境協力協定(ボーダーグラウンドルール)に基づき、これらの人物を引き渡すよう要請した。
さらに、帰還手続き進行中、ARSAが襲撃を行う可能性を見据えた予防措置について言及した。
Bangladesh News/Prothom Alo Jan 17 2017
http://en.prothomalo.com/bangladesh/news/169656/Rohingya-repatriation-likely-to-begin-on-23-Jan
翻訳:長谷川
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