【Financial Express】16日深夜、ミャンマー警察が銃撃を行ったことで、ラカイン族の抗議者のうち少なくとも7人が死亡、12人が負傷した。
バングラデシュに避難した数十万人のロヒンギャムスリム難民を帰還させることにミャンマーが合意したまさにその時、この暴力事件は起こった。
ラカイン族はアラカン王国終焉を記念して、州北部にあるムラウクユーに集まっていたと、ラカイン州政府のティン・マウン・スー次官は話した。
マウン氏によれば、200年前のアラカン王国終焉を記念する毎年恒例の行事の後、およそ4千人が政府施設を取り囲んだという。ロイター報道。
地元当局に集会の許可申請はなかった。
「警察は当初ゴム弾を使っていましたが、群衆はその場にとどまりました。結局、銃撃せざるを得ませんでした。一部の人が警察から銃を奪おうとしたことで衝突が起こりました」
マウン氏は補足した。
ムラウク・ユー選出のトゥン・テール・セイン議員によれば、致命傷を負った抗議者の何人かは、仏教寺院が点在する歴史都市ムラウク・ユーから南へ車で3時間の州都シットウェ(Sittwe)へ運ばれたという。
この暴動により、英国から独立した1947年以来、数十の民族集団が自治権を要求するミャンマーで、主導者アウン・サン・スー・チー氏が直面する課題が浮き彫りになった。
8月にミャンマー軍が軍事作戦を行ったことで、65万人を超えるロヒンギャムスリムがバングラデシュへ逃れ、ラカイン州の緊張が高まっている。
Bangladesh News/Financial Express Jan 17 2018
https://thefinancialexpress.com.bd/world/seven-rakhine-protesters-die-as-myanmar-police-open-fire-at-riot-1516173245
翻訳:長谷川
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