マレーシア省、パーム油使用を制限するEUの動きについてWTOにアプローチ

[Financial Express]【クアラルンプール22日ロイター】世界第2位のヤシの生産者であるマレーシアは、欧州連合(EU)の禁輸措置を受け、世界貿易機関(WTO)に「強い懸念」を表明するため、パーム油を使ってバイオ燃料を作ること。

欧州議会は、先週電力市場を改革し、より野心的な気候目標を達成するためにエネルギー消費を削減するための措置草案を承認した。この計画には、2021年からのモーター燃料のヤシ油の使用禁止が含まれている。

世界のヤシ油の90%近くを生産しているインドネシアとマレーシアは、差別的な動きを呼び、すべての植物油について公正な処置が必要だと述べた。

欧州パーム油の輸入の大部分はバイオ燃料の製造に使われ、業界全体の需要が低下する恐れがあるため、業界トップ2の生産者が懸念材料となっている。

マレーシアの貿易相は、この動きを「世界貿易をめぐるさらなる不透明感を煽る回帰的なステップ」と声明した。

「マレーシアは、他のパーム油生産国との協力関係を強化し、WTO加盟各国委員会の前で強い懸念を表明するための協調的努力を検討する」と貿易産業省のムスタパ・モハメド蔵相は述べた。 3月と4月に2つの委員会で問題を提起する。

ムスタパはまた、マレーシアは、マレーシア-EU自由貿易協定と提案されたASEAN-EU自由貿易協定を通じて解決策を模索すると述べた。

パーム油の輸出はマレーシアの主要収入源です。欧州連合(EU)は、インドに次ぐ第2の市場です。


Bangladesh News/Financial Express 20180123
http://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/malaysia-ministry-to-approach-wto-on-eu-move-to-limit-palm-oil-use-1516646194/?date=23-01-2018