花卉栽培で3億タカ

【Prothom Alo】国内最大の花市場の一つ、ジョソール(Jessore)県ジカルガッチャ(Jhikargachha)郡の花卉農家は、2月13日のポヘラ・ファルグン(春の始まりを祝う祭り)や2月14日のバレンタインデー、2月21日の国際母語デーを前に、売り上げが3億タカ(3.9億円)を越えると予測する。

今、花卉農家は日々の農場作業に精を出している。

毎年2月は3つの大きな行事があるため、花卉農家や商人は巨額の売上で大きな収入を得る。

郡内のゴドカリ(Godkhali)、パニサラ(Panisara)、ハリア(Haria)、タオラ(Taora)、マティコルマ(Matikorma)、ボイシャ(Baisha)、カオリア(Kaoria)村は、農地1600ヘクタールにバラやガーベラ、グラジオラス、チューベローズ、マリーゴールド、菊を栽培している。

農家や商人によれば、県内花卉取引の中心地で、バングラデシュの花卉産業が生まれたゴドカリ村は、これまで大きな利益をあげてきたという。

ゴドカリ村花卉卸市場は、国内花供給量の70%を賄う。農家は1982年にジカルガッチャ郡で商業栽培を始めた。

地元栽培者によれば、郡内で栽培された花卉は地元の需要を満たした後、首都ダッカ(Dhaka)を含む(64県中)52県以上に出荷されるという。

ジカルガッチャ郡のディパングカル・ダス農業官によれば、郡内農家は昨2017年、少なくとも3億タカを稼いだという。

今年は天気が良いため、3.5億タカ(4.6億円)以上の売り上げを予想する。

「我々はあらゆる必要な技術的支援を農家に提供しています」

バングラデシュ花卉協会のアブドゥル・ラヒム会長によれば、ジョソール県では約6千件の農家が花卉栽培に関わっているという。

ゴドカリ村で生産された花は世界的な評価を得ており、インドやマレーシア、アラブ首長国連邦と肩を並べる。

農家は毎年、花卉輸出で大量の外貨を獲得しているという。

ラヒム氏は輸送の改良を強調し、今すぐ輸送システムと倉庫を改良すれば、栽培者はより多くの送金収入を得られる可能性があると話す。

「たくさんの花が市場へ行くまでに傷んでしまいます。これを減らせば、農家は利益を得られ、政府は収入を得られるでしょう」

Bangladesh News/Prothom Alo Feb 11 2018
http://en.prothomalo.com/economy/news/170942/Flower-farmers-to-sell-Tk-300m-in-Feb
翻訳:長谷川
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