[Financial Express][バンコク14日ロイター]タイの中央銀行は、東南アジア第2位の経済がさらに勢いを増したにもかかわらず、インフレが大幅に抑制されると予想していると発表した。
タイ銀行(BOT)の通貨政策委員会はロイター通信の世論調査で22人のエコノミスト全員が予想したように、1日の買い戻し率を1.50%に保つことを全会一致で賛成した。政策金利は、2015年4月の25ベーシス・ポイント引き下げ以来、変更されていない。
BOTは、「委員会は、現在の緩和的な金融政策立場は、経済成長の継続に資するものであり、目標までの見出しインフレの回復を促進すべきだと見ている。
中央銀行は、輸出の世界的な需要が高まったために景気の見通しは改善したが、内需回復とインフレ動向を監視する必要があると述べた。
米国の経済貿易政策や地政学的な不確実性から、成長見通しにはリスクがあると指摘した。
アナリストらは、今年、中央銀行が政策を調整する必要性はほとんど見ていない。
キャピタル・エコノミックスのエコノミストであるクリスタル・タン氏は、「景気を見ても、政策が緩和される必要はない」と述べ、調査ノートで「BOTが現在の金融政策スタンスを調整する勢いはほとんどない」と述べた。
中央銀行は、今年も2017年も3.9%の経済成長を予測しているが、BOTの関係者は最近、2017年の成長率は4%となると述べた。州計画機関は、2月19日に公式GDPデータを発表する予定である。
経済は2016年に3.2%拡大した。
中央銀行は1月の0.68%の見通しのインフレ率が今年の第2四半期に1〜4%の目標レンジに戻るとみている。
ティスコ証券のエコノミストであるクハーノン ブーッヌクフは、「インフレは失望しており、内需の低迷を反映している」とし、2018年の金利上昇はないと述べた。
Bangladesh News/Financial Express 20180215
http://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/thai-central-bank-holds-interest-rates-1518624468/?date=15-02-2018
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