【Financial Express】バングラデシュ経済特区庁(BEZA)は過去7カ月間で、FDI(海外直接投資)80億ドル(8507億円)を含む170億ドル(1兆8076億円)の投資約束を受付けた。
5日、ダッカ商工会議所(DCCI)幹部との会合の中で、BEZAのパバン・チャウドリー長官が発表した。
長官は全国に100経済特区を設置するため、10万エーカーと土地が必要だと話した。
既に7万5千エーカーの土地は取得し、6経済特区で11の民間企業へライセンスを供与したという。
また、今年12月までに日本国際協力事業団(JICA)の技術支援を受け、世界標準の“ワンストップサービスデスク”を設置する。
長官は経済特区への投資を増やすため、法的枠組みの改革を行ったという。そして、チッタゴン(Chittagong)ミラサライとコックスバザール(Cox's Bazar)経済特区について言及した。
ミラサライ経済特区はおよそ250億ドル(2兆6583億円)の投資を受けられる規模がある。
コックスバザールには2万4千エーカーの経済特区を設置する。工業団地に4千エーカー、観光部門発展のための観光パークに2万エーカーを割り当てた。
DCCIのアブル・カセム・カーン会長は経済特区が適切に運営できるよう、土地開発、公共サービス、通信、インフラなどの課題を解決することを要望した。
また、関税を引下げ、エネルギーや電力保証を確保するよう求めた。特に経済特区の場合、最大60日以内に全体の電気ガス接続や供給を迅速に行う必要があると話した。
BEZA幹部のモハメッド・アユブ氏、ハルヌール・ラシッド氏、DCCIのカムルル・イスラム上級副会長、リヤド・ホサイン副会長、ホサイン・カレド前会長らが会合に参加した。
Bangladesh News/Financial Express Mar 5 2018
https://thefinancialexpress.com.bd/economy/beza-gets-17b-investment-commitment-in-7-months-1520258178
翻訳:吉本
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