【The Daily Star】セラミック産業の急成長は、起業家がこの分野にもっと投資することを勇気づけている。
20人の新たな起業家がこの部門への参入を準備していると、バングラデシュセラミック製造輸出業者協会(BCMEA)のシラジュール・イスラム・モラ会長は話した。
国内セラミックメーカーもこの分野の事業拡大を計画しているという。
2009年に生産を始めたチャイナーバングラセラミック産業社は、生産量を増やすため、20億タカ(26億円)の投資を行う予定だ。同社の社長でもあるモラ氏は話した。
2001年に設立されたバングラデシュと中国の合弁企業の同社の第二工場設立のため、イスラミ銀行バングラデシュが資金を提供する。
チャイナーバングラセラミック産業社は現在750名を雇用しているが、新工場ではさらに800人以上が必要になると、議員でもあるモラ氏はいう。
新工場では年間36万平方フィートのタイルを生産する。
BCMEAのデータによると、バングラデシュのセラミック需要は毎年平均で20%増加しているという。
市場規模がおよそ2900億タカ(3739億円)のセラミック業界はここ10年で生産量が200%伸び、今や世界市場の0.14%を占めるようになった。
国内需要のおよそ80%を供給しているという。
バングラデシュのセラミックメーカーは主にタイル、陶器、便器の3品目を生産している。
現在、国内には62のセラミック製造業者があるが、 そのうち陶器は20社、タイルは25社、便器は16社となっている。
企業はこの業界に900億タカ(1161億円)投資し、50万人を雇用しているが、そのうち20万人は女性だという。
2016年から17年にかけて、国内セラミックメーカーは米国や英国、カナダ、欧州やラテンアメリカ諸国など50カ国以上に4182万ドル(44億7100万円)相当の製品を輸出した。
Bangladesh News/The Daily Star Apr 11 2018
https://www.thedailystar.net/business/brighter-days-await-ceramics-1561066
翻訳:吉本
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