生存者の48%以上が失業中

生存者の48%以上が失業中
【Financial Express】ラナ・プラザ崩壊事故による生存者のほぼ半数は、様々な身体的・心理的負担により失業している。

アクション・エイド・バングラデシュ(AAB)による生存者200人への追跡調査によると、およそ48.7%が過去6カ月間働いていない。

AABは2013年に生存者およそ1400人のデータベースを作成し、そのうち200人に悲劇後の社会復帰や生活再建について電話で質問した。

また、身体的・心理的な幸福感と経済状況についても聞いた。

この調査結果は17日、AABがダッカ市内で開催した『ラナ・プラザからの出発:きちんと仕事に就くために』という対話集会で発表された。

悲劇を免れた生存者のうち、21.6%が衣料品業界に戻った一方、複数の人は日雇い労働者として働いているという。

質問を受けた生存者のうち、頭痛や手足の痛み、腰痛など、身体的不調を抱えている人は12%にのぼった。

70.5%が多少なりとも身体的・心理的不調があり、17.5%は完全に問題ない。

生存者の60.6%の平均月収は5001ー1万タカ(6430円ー12850円)だが、4.5%は入社したばかりの衣料品労働者より安い5千タカ(6425円)未満の月収しかない。

Bangladesh News/Financial Express Apr 17 2018
https://thefinancialexpress.com.bd/national/over-48pc-rana-plaza-survivors-still-unemployed-1523970209
翻訳:吉本
#バングラデシュ #ニュース #ラナ・プラザ #アクション・エイド・バングラデシュ