懸念はアルミニウム価格を押し上げる

[Financial Express][ロンドン23日ロイター]ロイター通信によると、アルミニウムはロシアの生産会社UCルサルに対する制裁が供給を混乱させる懸念があることから、先週の7年ぶりの高値に戻った。

今月までに金属価格が25%上昇し、先週、世界のアルミニウム市場が制裁の結果として不足する恐れがあったため、2011年半ば以来の高水準となった。

ルサルは昨年、世界のアルミニウム生産量の6%以上を占めた。

ジュリアスベアのアナリスト、カーステン メンケ氏は、「欧州と米国の両方がロシアのアルミニウムの重要なバイヤーであったことを考えると、サプライチェーンを再編することは明らかに不確実性が高まっている時期にある」と述べた。

「誰もが、これらの流れが枯渇し、(新たな)供給がどこから来るのかという疑問は、はっきりしている」と彼は語った。 「経済はうまくいっている。つまり、需要の伸びに向かう傾向があることを意味している。そこにあったものを置き換えるだけでなく、この成長を達成しようとしている」

一方ニッケルは3%下落し、追加制裁の懸念が薄れたため、4月19日に発表された3年物高の16,690ドルからさらに緩和した。

ロンドン金属取引所の3カ月物アルミニウムは、0930GMTまでに1.0%上昇し、1トン当たり2,492.50ドルとなった。それ以前には、1トン当たり2,534.50ドルのセッション高に触れた。ロンドンのアルミニウム在庫金属取引所に登録された倉庫は、10,525トン減の138万5000トンとなった。

陸上在庫の在庫は、出荷が予定​​されていないものが4,100トン減の935,650トンと、2月以来の最低水準であった。


Bangladesh News/Financial Express 20180424
http://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/concerns-push-up-aluminium-price-1524497647/?date=24-04-2018