リード、2カ月ぶりのピークを突破

[Financial Express][ロンドン22日ロイター] 5月22日の鉛価格は、潜在的な不安を懸念し、投資家が亜鉛/鉛の比率を引き下げたことにより、2カ月ぶりに最高値を更新した。

中国の二次鉛製錬所での環境検査では、最近数ヶ月で供給が減少している、とアナリストらは指摘する。

アムステルダムのING銀行のコルレスストラテジスト、オリバー・ヌージェントは、「リードは堅調な市場であり、トレーダーらは亜鉛/鉛の比率をかなり短期間で短絡しているようだ。

2つの金属が通常同じ鉱石に含まれているために往々にして取引される亜鉛と鉛の比率は、2007年以来の最高値である4月と3月に1.39ポイントに達した後、12月以来最低で1.25に滑り落ちている。

ヌジェント氏は、中国の厳しい投機のためにラリーを警戒していたと語った。

「この上海のリードラリーには多くの憶測があり、これを追いかけるにあたっては多くの泡が出ている。私は心配していない。

ロンドン金属取引所(LME)のベンチマークリードは1月24日に1.545%上昇し1030GMTとなり、3月14日以来の高水準となった。

上海先物取引所の鉛は10月以来最高で3.6%上昇し、20,465元/トンとなった。


Bangladesh News/Financial Express 20180523
http://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/lead-hits-two-month-peak-over-shortage-concern-1527004156/?date=23-05-2018