フィリピンの7月の貿易赤字が拡大

[Financial Express][マニラ9日ロイター]フィリピンの貿易赤字は、輸出が伸び悩んでいる中で、輸入が2年以上で最も急増したため、7月に拡大した。

7月の貿易赤字は、3月の35億6,600万ドルに対して31億8,800万ドルだった。赤字は2017年7月に13億5000万ドルだった。

輸入は、鉄鋼、輸送機械、産業機械、設備の大量購入により、前年同期から31.6%増加したが、輸出はわずか0.3%の伸びとなった。

中央銀行は、政府が新しい空港、港湾、道路網を建設するための大規模な計画を推進しているため、今年は資本財と消費財に対する需要を背景に、11%の輸入増加を予測している。

今年の輸出は10%増加すると予測されている。

フィリピンは、昨年以来大きな貿易ギャップを掲げ、経常収支の赤字幅を広げ、ペソに対する圧力を加えた。ペソは今月、米ドルに対して12年ぶりに最も弱いペースになった。

ペソは火曜日に0.14%下落し、フィリピン証券取引所の指数は早期取引では1%も下落した。


Bangladesh News/Financial Express 20180913
http://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/philippines-july-trade-deficit-widens-1536764846/?date=13-09-2018