[The Daily Star]モハマド・バリンド(モハマド・バークインド)OEC事務総長は、石油生産会社に対し、石油生産能力の拡大と将来の需要への投資拡大を奨励した。
イランに対する米国の制裁が、OEC第3位の石油生産国からの出荷を減らすことによって供給を歪めることを期待して、今年は原油価格が上昇した。ブレント原油は今月初めに4バレル高の86.74ドルに達し、2014年以来最高となった。
バークインドは、IHS CERAカンファレンスの傍らに、「探査への投資が少なくなったため、余裕を持っている国は縮小している」と述べた。
インドのような輸入依存国が今後の石油供給を懸念していると付け加え、世界の石油部門は、2040年までの将来の石油需要を満たすために、約11兆ドルの投資が必要であるとバークインドは述べた。
OPECは、原油需要が2040年に2017年から1億1770万バレル/日に1450万バレル/日(ブプド)増加するとの見通しを発表した。
オペクの事実上のリーダーであるサウジアラビアは、唯一の石油生産会社であり、必要に応じて市場に供給する余裕があり、今後数年間に200億ドルを投資して余剰石油生産能力を拡大する可能性がある。
バークインドは、石油市場は現在十分に供給され、バランスがとれていると述べたが、供給の増加により2019年には不均衡の可能性があると警告した。
「私たちは、4年後に達成したバランスが今後も維持されることを確実にする」と同氏は語った。
Bangladesh News/The Daily Star 20181017
http://www.thedailystar.net/business/news/opec-urges-producers-ramp-investment-1647967
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