[Financial Express][ロンドン5日ロイター]イランの原油輸入に対する米国の制裁措置が、主要買い手がしばらくイランの原油を輸入することを許可したことにより緩和され、テヘランはワシントンに反抗して売り続けると述べた。
ブレント原油ルコク1は1130GMTまでに72.58ドルで1バレル当たり25セント安だった。米国の軽質原油クルク1は35セント安の1バレル= 62.79ドルだった。
ヘッジファンドが原油価格を1年ぶりに下落させたことから、10月初旬に4年ぶりの高値を付けて以来、両石油ベンチマークは15%以上も失っている。
ワシントンは、米国のバラク・オバマ大統領の政権交渉による2015年の核取引と、イランの石油・海運・保険・銀行部門を含む300の新たな指定を追加することで、イランに対して制裁を課した。
これに対してイランのハッサン・ルハニ大統領は、国営テレビでの演説で、イランは制裁を解除し、引き続き石油を売ると述べた。ワシントンは、金曜日、8人の輸入業者が一時的にイランの石油を買い続けることを許可すると述べた。
「イランに対する米国の制裁は、9月初旬のトレーダーらに深刻な懸念を引き起こしたが、彼らは湿気の多いスクイブに変身している」とシティインデックスの市場アナリスト、フィオナ・シンコッタ氏は語った。
ワシントンはこれまで8つを特定していない。インド、韓国、トルコ、イタリア、アラブ首長国連邦、日本はイランの原油輸入国であり、台湾は時折イランの原油を購入している。
韓国は、少なくとも一時的に、超軽量の原油である凝縮液をイランから輸入することを免除されたと発表した。また、中東諸国との金融取引を継続することも許可されている、と
中国の外務省は、米国の決定に遺憾を表明したが、中国が免除を受けていたかどうかは直接言及しなかった。
石油市場は数カ月間制裁を予想しており、世界最大の生産者が生産を増やしている。
Bangladesh News/Financial Express 20181106
http://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/oil-slips-on-us-sanctions-1541442253/?date=06-11-2018
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