南アジア3位の送金受領国

南アジア3位の送金受領国
【Financial Express】世界銀行(WB)の報告によると、2018年、バングラデシュには海外から159億ドル(1兆7647億円)の送金があり、南アジア3位の送金受領国となった。

世界では9番目の送金受領国である。

2018年、バングラデシュへの送金は17.9%の堅調な上昇を経験した。

最新の『移動と開発の概要』でWBは、2016年の送金急落(-11.5%)後、2017年は横ばいとなり、2018年に急上昇(17.9%)したと述べている。

2018年、世界トップの送金受領国はインド(795億ドル:8兆8235億円)で、以下、中国(670億ドル:7兆4361億円)、メキシコとフィリピン(それぞれ340億ドル:3兆7736億円)、エジプト(260億ドル:2兆8857億円)と続く。

2018年の途上国への送金額は10.8%増の5280億ドル(58兆6011億円)に達すると、WBの公式記録は見積もる。2017年の7.8%という堅調な伸びから続いた。

高所得国を含む送金の流れは、10.3%増の6890億ドル(76兆4700億円)になると予測される。

また、2018年の南アジアへの送金額は13.5%増の1320億ドル(14兆6503億円)になるとし、2017年の5.7%増よりも力強いペースだと予測している。

「送金は多くの世帯の貧困緩和に直接的な影響を及ぼします。WBは送金流入を促進するため、各国と協力する立場にあります」
WBの社会保障・国際作業業務担当のマイケル・ルトコウスキー上級理事は話す。

だが、2018年第1四半期のバングラデシュからの出稼ぎ労働者数は25%減少した。(前年同期73万人に対し、今年は55万人)

マレーシア政府は、バングラデシュの10の募集機関カルテルが労働者に対して募集費用の許容範囲4万タカ(471ドル:5.3万円)の10倍近くを請求し、システムを濫用したとして、2018年9月からとしていたバングラデシュ労働者の受入れを延期した。

WBは、最近バングラデシュ政府はネパールと、移住労働者自身ではなく雇用主が雇用費用を全額負担する覚書を締結したと報告した。バングラデシュ連合ニュース報道。

Bangladesh News/Financial Express Dec 10 2018
https://thefinancialexpress.com.bd/economy/bd-third-among-remittance-receiving-countries-in-south-asia-1544362735
翻訳:吉本
#バングラデシュ #ニュース #世界銀行 #送金 #出稼ぎ労働