コルカタ便は赤字

コルカタ便は赤字
【Financial Express】およそ1年前に運行を開始したバングラデシュとインドを結ぶ『ボンドン特急』の列車サービスは、乗客不足のため、運行するたびに60万タカ(79万円)の赤字を出している。

10両編成456席の列車には、わずか100ー120人の乗客しか乗らないと、鉄道駅の情報筋は話した。

『ボンドン特急』は二国間の行き来を容易にするため、2017年11月16日に正式運行が始まった。

エアコン完備の客室料金は2千タカ(2643円)、椅子席は1500タカ(1982円)で、どちらも旅行税を含んでいる。

乗客によると、旅行者はクルナ(Khulna)からコルカタ(Kolkata)を訪れる際、ベナポール(Benapole)国境経由だとわずか600タカ(793円)しかかからない。つまり、列車のチケットが高すぎて、乗客を引き寄せることに失敗したという。

列車は週2回の運行。わずか177キロのクルナーコルカタ間を、4時間半で走る。

この1年で合計5520人のバングラデシュ人が列車でコルカタへ旅をした。12月6日、列車の乗客はわずか90人だったと、クルナ駅のマニク・チャンドラ・サーカー駅長は話す。

「しかし、列車には350リットルのオイルが必要で、そのコストはおよそ2万2750タカ(3万63円)です」

その運行で鉄道会社が得た収入はわずか19万5千タカ(25万7679円)。予算は80万タカ(106万円)だった。鉄道会社は運行のたび、その差およそ60万タカ(79万3千円)の赤字を出していると、駅長は補足した。

Bangladesh News/Financial Express Dec 12 2018
https://thefinancialexpress.com.bd/trade/khulna-kolkata-train-service-incurs-tk-06m-loss-on-each-trip-1544508925
翻訳:吉本
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