アゴラ、店舗2倍に

アゴラ、店舗2倍に
【The Daily Star】バングラデシュ初の小売チェーン『アゴラ(Agora)』は、都市住民の間で増えてきた需要に対応するため、今後2年間で1千万ドル(11.1億円)投資し、店舗を2倍に増やす。

ラヒマフルーズ・スーパーストア社(RSL)のファルハド・アーメド最高経営責任者(CEO)は、新しい店舗はダッカ(Dhaka)、チッタゴン(Chattogram)、シレット(Sylhet)など、可能性のある都市に建設すると述べた。

今後6ヶ月以内にダッカ、チッタゴン、シレットに6店舗を展開する。

2001年、RSLはアゴラを立ち上げた。2009年にはスウェーデン企業のブルマー&パートナーズ(Brummer & Partners)と提携し、サービスの拡大と向上を図った。

現在、アゴラはラヒマフルーズとブルマー&パートナーズのジョイントベンチャーで、国内グループが株式の30%を、残りをブルマー&パートナーズが保有する。

アゴラは現在16店舗を持ち、ダッカに14店舗、チッタゴンとシレットに各1店舗ずつある。

アーメド氏は過去2年で2桁台の成長を達成したというが、年間売上高の詳細は明らかにしていない。

「アゴラは優れた商品と最高のサービスを提供することで、お客様の毎日の買物ニーズを満たすことを約束します」

商品は主に様々な種類の魚、肉、野菜、果物、ベーカリー、乳製品、食料雑貨など、家庭用品からパーソナルケア商品まで幅広く取り揃えている。

2016年10月からCEOとしてRSLに加わったアーメド氏は、アゴラはバングラデシュのスーパー事業の先駆けで、その後、他の企業が同じように参入したという。

「これが私たちの最大の社会貢献です」

食料品市場についてアーメド氏は、非公式記録によればスーパーは都市のマーケット需要のわずか2%しかまかなっていないと述べた。
「だから、今後大いに成長する可能性があります」
バングラデシュの急速な経済発展や顧客の満足度、高品質商品、便利な雰囲気が、国内スーパーマーケットの成長を促しているという。

「スーパーはますます忙しくなるお客様に、面倒なく、一つ屋根の下ですべてを購入できるという、西洋式の買物体験を提供しています」

商品の調達に関してアーメド氏は、アゴラは自身で選んだサプライヤーグループを持ち、高水準を確保するため、商品を監視する品質管理チームが定期的に商品検査を行っていると述べた。

競争については、アゴラは他のスーパーを競合他社として見ず、パートナーと見なしているという。
「複数の企業が市場に参入し、複数の企業が退場しましたが、アゴラは18年間、継続的に成長を遂げることができました」

「ベストな品質や最高のサービスを確保したいという私たちの継続的な努力があってこそ、それが可能でした」
アーメド氏はヒューストン大学でBBAを、リバプール大学でMBAを取得した。

同社はおよそ750人を雇用している。

Bangladesh News/The Daily Star Dec 13 2018
https://www.thedailystar.net/business/news/agora-invest-10m-double-outlets-1672969
翻訳:吉本
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