ダッカの生活費

ダッカの生活費
【The Daily Star】2018年のダッカの米価は1年前に比べて約9%上昇した。生活費は6%の上昇で、ここ9年で最も低い上昇率となった。12日、バングラデシュ消費者協会(CAB)が発表した。

その他の必需品である野菜は9.38%、家賃は5.5%上昇した。一方、豆類、ニンニク、砂糖、塩など必需品コストは、2017年より減少した。

ダッカ記者ユニティ開かれたCABのダッカ生活費年次報告書に関する記者会見で、CABのグフラム・ラハマン会長が明らかにした。

CABは市内15市場から114の食料品と22の日用品価格のデータを集めて報告書を作成した。また、14種類のサービスの価格も考慮した。だが、教育や医療、実際の交通費は含まれていないという。

「ほとんどの国民は貧困層や低所得層、中低所得層に属しています。生活必需品の値上げは彼らの生活に影響を与えます。それにより、富裕層と貧困層の間に格差を生み出します」

主食である様々な種類の米価は、前年より8.91%も急上昇した。

例えば、前年1キロ当たり58.91タカ(77.8円)だった高級品種ミニケット米は5.67%値上がりして62.25タカ(82.3円)になった。別の高級品種ナジルシェールの価格は前年の63.57タカ(84円)から13.17%値上がりし71.94タカ(95.1円)になった。

一方、2018年12月の下等米価格は前年12月と比較して15%値下がりした。

CABによると、昨年6月、米に28%の輸入関税を再課税したために値上がりしたという。

生産の増加により、米価は2018年末にかけて満足のいく水準になったとCABは補足した。

都市部の消費者は米以外に魚や野菜、卵、香辛料、液体牛乳、肉、非食品では石鹸やサリー(服)、家賃、水などにもこれまで以上にお金を支払う必要があった。

CABによると、洗濯用石鹸の平均価格はブランドに関係なく昨年より20%、美容石鹸の費用は18.59%上昇したという。

また、輸入関税が高かったため、消費者は2017ー18年度、およそ142.23億ドル(1兆5786億円)支払う必要があった。2017年のバングラデシュの平均輸入関税は25.64%で、他の南・東南アジアのどの国よりも高かった。

輸入関税の大幅な引き下げは、工業化を促進し、雇用を拡大し、消費者に適性価格で商品を提供する論理的な一歩となるだろうと、報告書は述べている。

[後略]

Bzngladesh News/The Daily Star Jan 13 2019
https://www.thedailystar.net/business/living-cost-in-dhaka-rose-6-per-cent-in-2018-1686520
翻訳:吉本
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