21%が病欠はないと回答

21%が病欠はないと回答
【Financial Express】最新調査報告によると、衣料品工場では雇用主に法律で義務付けられている病欠を認めていないと、約21%の労働者が回答した。

また、女性労働者は、男性労働者より経営者が設定した生産目標の達成に苦労していると、『労働者の声レポート2019』と題された報告書が明らかにした。

25日、アワジ(Awaj)基金と国際コンサルティングサービス社(CSI)が共同で作成した報告書の第4版が発表された。

これまでの改善にもかかわらず、安全や健康、労働条件は依然として労働者の命を危険にさらしている。報告書はジェンダー視点から労働条件に焦点を当て、男女間の不平等を維持する社会経済的要因を分析することを目的にした。

調査は2018年9月から12月にかけて、衣料品(RMG)工場の447人の労働者を対象に行った。

「工場は病気休暇や出産給付の可能性が低い、若い女性たちを雇用することを選択している」
報告書は指摘する。

また、雇用主は法的に年間14日間の有給休暇を付与する義務を負っているとし、従業員は医師による治療証明書を提示する必要があると補足した。

「健康上の理由で休暇を余儀なくされ、法律によって保護されているにもかかわらず、回答した労働者の21%が病欠を認めない工場で働いている。全従業員が病気休暇を取得する権利があることを保証する法への重大な違反だ」

調査対象労働者の88%が、現在雇用されている工場では怪我を伴う事故には巻き込まれていないと回答した。

この項目は、なぜ男性労働者の方が労働災害の大きなリスクにさらされているかを調査する必要性を示唆した(男17%:女10%)。

その他、約84%が、毎日の生産目標は前年より増加したと回答した。

生産性を向上させようとする一定のプレッシャーは、自宅や職場で様々なストレスに直面することが少ない若年労働者によって補うことができる、と報告書はいう。

女性労働者はしばしば熟練度が低く、したがって低賃金の仕事に従事させられていると回答した。

男性労働者の13%とは対照的に、女性労働者の68%が作業員や助手だった。この割合は男女平等とは程遠いと、報告書は述べている。

Bangladesh News/Financial Express Jun 26 2019
https://thefinancialexpress.com.bd/trade/21pc-rmg-workers-say-they-dont-get-sick-leave-report-1561523473
翻訳:吉本
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