【Financial Express】バングラデシュへやって来る外国人観光客数は、ここ5年間で増加した。25日、明らかになった。
2014年に約16万人だった外国人観光局は、2015年に少し減って約10万人となったが、2016年には20万人、2017年人は26万人、2018年には27万人となり、今年は7月までで20万人となっている。
警察の特別支部(SB)が、民間航空・観光省にデータを提供した。
民間航空・観光省のモヒブル・ホック次官が、ダッカの国民記者クラブで開かれたプログラムでデータを発表した。
ホック氏は、航空・観光ジャーナリストフォーラム(ATJF)とバングラデシュ観光局(BTB)が共同企画した『証明書授与式:観光メディアフェローシップ2019』に特別ゲストとして参加した。
主賓として、マウブーブ・アリ民間航空・観光担当国務相が参加し、合計10人のジャーナリストがBDBのメディアフェローシップ賞を受賞した。
同省は観光客の正確な統計を取ることに尽力することにした、とホック氏。今後、SBが観光客の到着情報を定期的に提供するという。
「純粋な観光客数は把握してますが、外国人客やビジネス客の情報も求めました。また、観光客のデータを取得するため、アドバンス・パッセンジャー情報システムと呼ばれるソフトウェアを開発しました」
このシステムは2020年半ばから有効になると、ホック氏は補足した。
ツアーオペレーターやホテル経営者、旅行代理店、メディア、学者、研究者など、観光部門の様々な利害関係者から、データ不足との批判を受けたことが今回の動きに繋がった。
観光部門を発展させる計画を立て、プログラムを実施するには、データが重要だ。
同省は過去10年以上、観光マスタープランの準備作業を完了することができなかった、とホック氏。だが、10月第1週までに、(観光マスタープランの準備作業を)各社に発注するとした。
そのため、3億タカ(3.96億円)を費やすという。
また、これまで観光地で観光客に必要な施設を作ることができなかった、とホック氏。道路は老朽化が進み、観光客がうんざりすることもあったという。
「観光部門の発展は単一省庁だけではできません。インフラや安全性の問題を関係省庁と話し合っています」
マウブーブ・アリ国務相は、観光客を呼び込むには道路を使える状態にするだけでは不十分で、安全対策など他の問題に取り組むことも重要だとした。
また、同省は、ホーリーアルチザン襲撃事件後に出された各国の警告情報を解除するため、外国使節団や大使館と話し合っていると補足した。
Bangladesh News/Financial Express Sep 26 2019
https://thefinancialexpress.com.bd/economy/bangladesh/tourist-arrivals-rise-in-five-years-1569469201
翻訳:吉本
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