【Financial Express】現会計年度当初8カ月のバングラデシュの輸出収益は、前年同期の275.6億ドル(3兆588憶円)から4.79％減少し、262.4億ドル(2兆9123億円)となった。

国営輸出促進局(EPB)の最新データによると、輸出目標を12.27％下回った。また、月間輸出収益は7月と12月を除き、減少傾向が明らかになった。

先月（2月）1カ月間の輸出収益は、1.80%減の33.2億ドルに下落した。

輸出業者や当局者は、バングラデシュの輸出収益の84％以上を占める衣料品(RMG)部門の収入が減少したことで、輸出収益が減少したと話す。

前年同期231.2億ドル(2兆5660億円)だった衣料品部門は、今年同期は218.4億ドル(2兆4240億円)だった。

そのうち、織物衣料品は5.88％減の109.4億ドル(1兆2142億円)、ニットウェアは5.17％減の108.9億ドル(1兆2086億円)だったと、EPBのデータは示す。

前年同期はそれぞれ116.3億ドル(1兆2908億円)、114.9億ドル(1兆2752億円)だった。

他の主要輸出品も、前年と比べて減少したものが多かった。

家庭用テキスタイルは5.2608億ドル(583.9億円)で、前年同期の5.6855億ドル(631億円)から7.47%減少し、目標を10.65%下回った。

皮革や皮革製品の輸出は、前年同期の6.9472億ドル(771億円)から9.04％減少し、6.3189億ドル(701.3億円)となった。

一方、ジュートやジュート製品は前年の5.6056億ドル(622.1億円)から24.45％増加し、6.9763億ドル(774.3億円)となった。

野菜や果物、スパイスなどの農産品は3.83%増加し、6.6736億ドル(740.7億円)となった。

医薬品輸出は7.23%増加し、9672万ドル(107.3億円)となった。

冷凍、生魚の輸出は4.39％減少し、3.7673億ドル(418.1億円)となった。

エンジニアリング製品の輸出は、2.2613億ドル(251億円)から3.94％減少し、2.1723億ドル(241.1億円)となった。

昨会計年度、バングラデシュは405.3億ドル(4兆4983億円)の商品を輸出したが、そのうち341.3億ドル(3兆7880億円は)は繊維衣料品部門が占めたと、EPBデータは示している。

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8カ月の輸出4.79％減少