
【The Daily Star】ジュナイト・アーメド・パラクICT担当国務相によると、政府は、国父『ボンゴボンドゥ』シェイク・ムジブル・ラーマン生誕100周年を記念して、国内外のスタートアップ企業のために助成金プログラムを始める。
「国内問題を解決する自国の若者を重視しますが、外国の若者も助成金を利用することができます」
5日、オフィスで開いた記者会見でパラク氏は話した。
『ボンゴボンドゥ』イノベーション助成金プログラムの下、スタートアップ企業は500万から1千万タカ(661万から1321万円)の助成金を受け取ることができる。
ICT局は既に、3月30日に最終決定されるガイドライン案を作成した。4月に応募を受け付け、結果は来年1月に発表される。
ICT局はインドのマヒンドラ(Mahindra)などの企業と契約を結んでいるため、近隣諸国からの応募も予想されるという。
「シリコンバレーやその他先進国のスタートアップ企業がバングラデシュへやって来ることを通じて、国内企業が世界市場を目指すようなイノベーション文化が育つことを期待しています」
ICT局はこの助成金を国際的なものとして設立することで、ロボット工学や人工知能、拡張現実、サイバーセキュリティなどのサービスが国内で開発されることに期待を示す。
スタートアップ文化はすでに国内で花開き、経済に刺激を与えるため、政府はもっと後押ししたいとパラク氏。
他に100以上の戦略計画あるので、ICT部門で働く全労働者は、今後1年間、記念イベントのために100時間ほど余分に働くことになるという。
「これは国父が目指した社会を作るための我々のコミットメントです」
ICT局は100の新しい市民サービスを導入し、ICTを通じて『ボンゴボンドゥ』の夢を実現することも目指している。
10年の努力で110万の雇用を創出したが、今後5年間でさらに100万の雇用を創りだすことを目標にしているとパラク氏はいう。
「私たちは、ICTを利用して、社会からの腐敗と差別を根絶したいのです」
ICT局は100周年のお祝いとして、7月に女性のための特別なハッカソン*を開催する。6月にはオンラインゲーム人口を増やすためにeスポーツのイベントが開かれる。
記者会見にはICT局高官も出席した。
*ソフトウェア開発分野のプログラマやグラフィックデザイナー、ユーザインタフェース設計者、プロジェクトマネージャらが集中的に作業をするソフトウェア関連のイベント
Bangladesh News/The Daily Star Mar 6 2020
https://www.thedailystar.net/business/news/govt-launch-bangabandhu-innovation-grant-startups-1876903
翻訳:吉本