【Financial Express】在ダッカ日本大使の伊藤直樹氏は、コロナウイルス流行の悪影響にもかかわらず、今会計年度のバングラデシュの経済成長が8%を続けることに期待を示した。

「コロナウイルスの悪影響にもかかわらず、バングラデシュ経済は8.0%で成長し続けるでしょう」
バングラデシュ経済が前進しているという強い兆候がある、と伊藤氏は述べた。

伊藤氏は7日、ダッカ市内のホテルで開かれた第10回日本ｰバングラデシュ商工会議所(JBCCI)ネットワーキングギャザリングで講演した。

JBCCI代表でJETROダッカ事務所所長の安藤裕二氏やJBCCIのカビール・アーメド理事、タレク・ラフィ・ブイヤン事務局長も挨拶に立った。

伊藤氏はバングラデシュが真の発展モデルになると予測し、奮闘の背後には両国の最大かつ最長の友好関係があるとした。

両国首脳間で締結された包括的パートナーシップの下、日本が行った投資と協力の全てを指摘した伊藤氏は、2024年と2025年までに日本が資金提供するインフラプロジェクトが完成したあかつきには、バングラデシュの成長はさらに加速すると述べた。

【中略】

2018-2019会計年度、日本の投資は前年度比で160%増加し、日本がバングラデシュの最大輸出先の一つになった。また、日本は医薬品や情報技術、エンジニアリングなどの分野に投資計画を持ち、輸出の多様化に取り組みたい、と伊藤氏は述べた。

国際協力銀行(JBIC)は、開発パートナーシップの中、バングラデシュが銀行の財政や保険の補償を受ける上位5ｰ10カ国に入ることを既にほのめかしているという。

一方、ビジネスやビジネス環境の改善には依然として大きな余地があると伊藤氏は述べ、バングラデシュ政府が日本企業の主要活動領域に対処する政策を取ることを求めた。

また、投資家との取引を担当する職員の、文化的、感覚的変化の必要性を強調した。

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経済成長率は8%のまま